id:papix です. 日替わり連載となりつつある「あなたの注目トーク, 教えて!」, 第6回をお送りします!
前回は id:mackee_w さんに注目トークを教えて頂きました.
そして今回は, 今回の「YAPC::Tokyo 2019」にゲストとして登壇頂く, id:onk さんに注目トークを教えて頂きます!
簡単な自己紹介をお願いします!
株式会社はてな、という会社で Web アプリケーションエンジニアをやっています。
前職で 8 年ぐらい Ruby を書いていて、今年の 4 月から Perl を書き始めました。
YAPC には以前から一参加者として参加していたので、登壇できて嬉しいです。
「YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!
Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編 / PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法
トークというか。ジャンルとして Perl の静的解析を聞きたい!
静的解析で CI 回すのはチーム開発において既に前提になっていると思っていて、そのためのツールとして Perl::Critic や Perl::Lint があったり、AST を作るために PPI や PPR、Compiler::Lexer があったりしてます。が、社内はともかく、世の中でどんな感じで使われているのかがまだ僕は感覚として分かってない。
まだこれらを上手いこと回す知見が無い (Perl::Critic の警告をクソリプっぽいのと絶対に対応した方が良い奴とで分けたり、今すぐ追加すべき Perl::Critic のモジュールを探したりはした) ので、現状確認したい。期待しています。
一番聞きたい話が自分のトークの裏番組というね。
Perlでも分散トレーシングしたい! - AWS::XRayによる解析とその実装
Perlでも分散トレーシングしたい! - AWS::XRayによる解析とその実装
APM (Application Performance Management) はサービス運営において既に前提になっていると思っていて、その手法として SaaS の SDK をアプリケーションに組み込む以外の手法に興味があります。(Perl 用の SDK は提供されないことが多いし……)
X-Ray は APM に更に分散トレーシングを可能にしたもので、単なる APM の更に先に行けるんですよ。楽しみですね。
2019年冬のPerl
Ruby 界隈は毎年 RubyKaigi があったり、コミッタの皆さんが Twitter 上で日本語でワイワイやっていたりするので簡単にうかがい知れるんですが、Perl 自体がどういう方向を目指していて、どんなペースで開発されているか等はまだ把握できていないので、言語としての未来やアップデートに対して興味があります。
ところで, 今回はゲストとして登壇頂く予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?
はてなで働くエンジニアにアンケートシリーズ第2回 onk - Hatena Developer Blog で
Perl プロダクトのリポジトリに Rake や ActiveRecord を混入するのに成功したこと、というのは置いておいて(笑)
という一文を入れたんですが、土地勘が無い言語で開発する面白さとツラさや、Ruby の「開発を手助けする」ツール群をどう使っていったかみたいな話になりそうです。
ありがとうございました!
id:onk さん, ありがとうございました! ゲストとして発表して頂く, PerlとRubyのコラボレーション(?), 非常に楽しみですね. こちらは一昨日の id:moznion さんも注目している, と仰っていましたね.
今回注目トークをご紹介頂いたonkさんのように, バリバリのRubyistも登壇する「YAPC::Tokyo 2019」. 「Perl, 書いた事ないな〜」という方でも興味深いトークが多々ありますので, 是非チケットを購入の上, ご参加頂けると嬉しいです!