こんにちは。YAPC::Tokyo 2019 運営委員長のkfly8です。
昨日、JPAの理事会での報告を行いひと段落したので、 YAPC::Tokyo 2019 のふりかえりのようなことを書いてみます。
まずはじめに、参加いただいた皆さま、登壇いただいた皆さま、スポンサードいただいた企業の皆さま、そして、運営を行なったスタッフのみなさん、ありがとうございました!
感想エントリーも82件も書いていただきました。「楽しかった! 」という声があり、運営としては、ひと安心です。 繰り返しになりますが、楽しかったのも皆さまのおかげです。ありがとうございました!
私家版 YAPC::Tokyo 2019 記事/資料まとめ | temp-list-yapctokyo2019
(argrathさんまとめありがとうございます)
ゲストについて
ゲストとして、tokuhiromさん、広木大地さん、onkさんの3名に登壇していただきました。最高でしたね!
www.slideshare.net
個人的には、tokuhiromさんがmiyagawaさんを驚かせるためにPlackを一晩ガンバッテ実装したという話が刺さりました。自分もそうやってコードを書くのを楽しみたいなと思いました。
また、北海道、大阪、福岡、沖縄と各地で開催してきたYAPC::Japanのキーマンを招いて、座談会が行われました。技術トークも面白いですが、こういったコミュニティ活動のふりかえりもコミュニティのために必要ですね。
onagataniさん、nqounetさん、debilityさん、codehexさん、tomihisaさんありがとうございました!
トークについて
多種多様なトークが29個ありました!
ベストLTは、moznionさんによる「Perl meets AWS Lambda」でした。
また、参加者の投票により選ばれるベストトークは、songmuさんによる「多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと」でした。
あらためておめでとうございます! (songmuさんが表彰で涙しているのを見て、自分も嬉しい気持ちになりました!運営やってよかった!)
また登壇者のスライドは melonsodeさんがまとめてくださいました。ありがとうございます! nzw.link
また、kondoyukoさんがグラレコで素敵にまとめてくれました! ありがとうございます!
スポンサーについて
久々の東京開催で参加者も過去のYAPC::Japanよりも多く、また東京価格もあり、いつものYAPC::Japan以上に予算が必要でした。 今回もたくさんのスポンサー様にご支援頂きました。誠にありがとうございました!
運営について
全部で37名のスタッフが当日の運営に携わっていました。 無事乗り切れてよかった... ありがとうございました!お疲れ様でした!
今回、当日まで正直順調に準備できたというわけではなかったです。 YAPC運営のノウハウをブラッシュアップするため、イベント会社さんに入ってもらう試みがありました。会場を選び直すということもありました。1/26(土)当日にカンファレンスが猛烈に被ってしまいました。 振り返れば、どれも自分の旗振りでもっとやりようがあったと思うので、苦労させてしまったと思います... そんな中、多くの時間を使ってスタッフ業をしてくれたコアのメンバーを紹介させてください!
- lapis25
- サイト全般の開発、チケット管理、当日は受付番長の一人
- 自分が何かをお願いすると「もうできてますよー」なんて先回りで準備。とても頼りにしていました!
- toku_bass
- 登壇者周り全般、座談会の企画、当日はRoom1の番長
- お願いしていたお仕事をいい感じにやるだけでなく、toku_bassさんは、Slackなど諸所の反応が早く、タスクを進めやすい雰囲気にしてくれました!
- papix
- magnolia_k_
- 宣伝役と当日に前夜祭全般、オープニング、ホールの番長
- 当日忙しかったですよね。最高のクオリティで応えてくださり感謝しかないです。吉祥寺pm素敵ですよね。そのオーガナイザーにオープニングをお願いできて良かったです。
- waterhighkick
- 会場選びと懇親会の発注、当日は受付番長
- YAPCに限らず大きなイベント経験豊富で色々と相談させてもらいました!ありがとうございました!
- AnaTofuZ
- karupanerura
- ボランティアスタッフ関連、学生旅費支援関連の準備。過去のYAPC::Japanの知見の伝達役。当日は学生との交流会など遊撃手。
- お金が絡んで煩雑なオペレーションが必要な所をやってもらいました。当初はコアスタッフをやる予定なく、ひさしぶりにゆっくりできるはずだったのに...真摯に取り組んでいて尊敬です。ありがとう!五反田でお酒飲みましょう!
- tsuda
- 前夜祭の飲食発注
- tsudaさんに飲食頼めば間違いないです。飲食発注ならtsudaさんです。最高でした。
- 私の隣の席のNさん
また他にも当日スタッフに入っていない方でも、各方面で多くの方にご協力いただきました。本当にありがとうございました。
報恩謝徳について
今回のYAPC::Tokyoは「恩に感謝し報いる」ことを意味する、「報恩謝徳」をテーマに掲げて開催しました。 YAPC::Japan は、北海道、関西、福岡、沖縄と全国各地を周り、約3年半ぶりに東京でYAPCを開催することになるため、少し総まとめ感のあるテーマです。
Perlをはじめ様々な技術を使って、捗ったこと、世の中に影響を与えられたこと、今に繋がっていること、そして、これからどんなことをしていきたいのか、 そんな話をしましょう!
サイト冒頭にこんなことを掲げてみたのですが、どうだったでしょうか?実現できていれば嬉しいです。
参加した人それぞれに思いがあると思いますが、少しだけクロージングで話した自分の話を補足させてください*1。 当初、自分の話をする気などなかったのですが、 magnolia_kさんのせいですね:D
感動巨編でおねがいします
— magnoliak (@magnolia_k_) 2019年1月26日
1年YAPCを準備をしてわかったことは、YAPCにも色々あるということです。
当たり前のことなのですが、自分の先輩には牧さんを始めすごい人がいて、2013年からスタッフを手伝わせてもらい、YAPCを大成功させていくのをみていて「すげ〜」とみていました。 今回、東京での主催となり、重圧を感じていました。
少し昔の話ですが2014年末、ゆうすけべーさんがYAPC::Asiaを開催した後、翌年だれが主催をするのか不明な時期がありました。 そんな時、次どうしようかと、karupanerura、moznion、uzullaと渋谷で飲んでいました。途中から牧さんが合流し、自分が「主催をやりたい」と言ったことを覚えています。けれど、持ち帰って、1000人規模なんて自分には出来ないと思い、断ってしまいました。その後、牧さんやうずらさん中心にあの逆三角形の東京ビックサイトで2000人規模のYAPCが開催されました!
何年か経ちましたが、今の自分でも1000人規模のYAPCなんて出来ないと思います。
ですが、自分なりの今できる最高のYAPCが出来たと思っています。
YAPCのやり方もひとつじゃない。その人なりのYAPCをやって良くて、気負う必要もなく、できることからやってみるのが良いんじゃないかと気づきました。 実際、YAPC座談会の話を聞いていると、北海道では29年ぶりの積雪で試されたり、各地で個性がでています:D
今回のYAPCが、何か技術好きな人で集まる、技術のトークをしてみる、何かを作る、そんな後押しになればと嬉しいです!
さいごに
長文になってしまい、すいません。最後までお読みいただきありがとうございます。
ここでは技術的な話に全然触れられてないですが、YAPCに限らず、技術について話すのは楽しいですよね!
次回のYAPC開催などに興味がある人はぜひご連絡ください! また、JPAでは講師派遣支援プログラムというものがあるので、話を聞いてみたいPerlMongerがいて地元に呼びたい方はぜひお声かけください。
それと早速、各地でpmの開催があるようです!都合があう方はぜひ!
- Okinawa.pm #8 2/10(日) 開催
- 吉祥寺.pm #17 3/1(金) 開催
- Fukuoka Perl Workshop #28 3/9(土) 開催
また、charsbarさん、xtetsujiさんによってメンテナンスされてるPerlに関連するイベントのカレンダーもぜひご利用いただければと! Japanese Perl Event Calendar
あと、Pittsburghで行われるTPC のCFPは、今月末までみたいですよ!
はい
それでは、YAPC::Tokyo 2019 ありがとうございました!
*1:クロージングは緊張しすぎだったので、あとでNさんに笑ってもらいました