みなさま、こんにちは。
YAPC幽霊部員のjinjineerと申します。
今回、我がふるさとの関西にてYAPCが開催されると聞き、内なる関西人魂が掻き立てられましたので、幽霊から人間に戻って来ました。
さてさて、関西及びYAPCの会場からアクセスしやすい場所にはたくさんの素敵なお店があるのですが、今回は食い倒れ一族の一員である筆者が親子三代で通っている老舗のお店をいくつかご紹介できればと思います。
ミナミ編
難波駅、心斎橋駅を中心とするエリアのことを「ミナミ」と呼びます。
グリコの看板で有名な、ひっかけ橋のあるところですね。
そういえば先日、このような記事を読みましたので是非参考にしてください。
「大阪府外民」に向け作った御堂筋線沿線マップが好評なのでまとめ&2路線追加&更に2路線追加してみました - Osaka-Subway.com
①はり重
はり重はもうすぐ創業100年を迎える、老舗のお肉屋さんです。
お肉の販売はもちろんのこと、すき焼きや洋食などのレストランも展開しています。
オススメしたいのはこのうちの、「はり重グリル」です。
ひっかけ橋のすぐそばにあります。
昔ながらの洋食屋さん、という感じの雰囲気です。
また、お肉屋さんが経営していることもあり、お肉がとっても美味しいです。
以前にお店に行った時の写真が出て来ましたので投稿します。
フィレステーキです。チーズ乗ってます。下のスパゲティも美味しいです。
私はこのお店に来ると必ずメキシカンサラダを注文するのですが、どうやら写真を撮り忘れたようです。
もっと手軽に食べたいよ!ということであれば、カレーショップも近くにありますのでそちらだと、もう少しお手軽なお値段でカレーやハヤシライスを食べることもできます。
もし「あー、はり重のお肉美味しかったー!!」となりましたら、こちらも近くにあるお肉屋さんにて「コールビーフ」をお土産にされるのをオススメします。
日持ちがあまりしませんので、帰るぜ!という日に買って帰ると良いと思います。
もちろん、ホテルでお酒のお供にも最高です。
②今井
言わずと知れた(…と関西人の私は思っているのですが)、うどんの老舗です。
関西だと、今井のおうどんセットがスーパーに売っていることもあります。
一番有名なのは、きつねうどんです。
大きなおあげ、薄味のお出汁、お出汁をたっぷり吸った、やわやわのおうどんが最高です。
うどんというと讃岐式のコシの強いおうどんが有名ですが、関西のおうどんは讃岐式とは反対に、コシが弱く、やわやわなのが特徴です。
その分、お出汁をたっぷりと吸っています。
讃岐式のおうどんも大好きなのですが、関西人の私は時に、あのやわやわなうどんが恋しくなります…。
こちらのおうどん、最近は新大阪駅構内にもお店ができたようですので、新幹線での行き帰りに立ち寄るのも良さそうですね!
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27060865/
③一芳亭
シュウマイの有名店です。
グルメで知られる文豪、池波正太郎の本にも登場するようですね。
www.ippoutei.com
ここのシュウマイは、小麦でできた皮ではなく、薄焼き卵の皮で具が包まれているのが特徴です。
我が家では、よくお弁当のおかずに登場しました。
豚まんやシュウマイで有名な551もとっても美味しいですが、こちらのお店も是非!
シュウマイが一番有名ですが、若鶏の唐揚げも美味しいので、足を運ばれた際には是非どうぞ!
キタ編
私鉄各線の梅田駅、JR大阪駅を中心とするエリアを「キタ」と言います。
地下鉄各線の「梅田」は梅田、西梅田、東梅田…とありまして、梅田の乗り継ぎと地下道を制覇することができますと、あなたも無事に梅田マスターを名乗ることができます。(たぶん)
①瓢亭
曽根崎心中で有名なお初天神のすぐそばにある、お蕎麦の名店です。
www.hyoutei-soba.com
東京での生活がそろそろ長くなって来た筆者は今でも「関西のお店の方がクオリティが高い!」と言い張っている派ですが、残念ながら東京の方が優っているものがあり、その一つがおそばです。
東京のお蕎麦の、きりっとした返しは絶品ですよね。
…と言いながらも、ここのお蕎麦は東京では絶対に食べることのできないであろう、東京そばとは一線を画した美味しさがあります。
まずは、お出汁の美味しさ。
東京の、お醤油が強い汁とは違い、ここはやはり関西風のお出汁が最高です。
お出汁を味わいたい方には鴨南蛮をオススメします。
鴨肉とおねぎがたっぷりで最高です。
そして、瓢亭独自の麺の美味しさ。
看板メニューの「夕霧そば」は、お蕎麦の中に柚子が練りこんであり、それを溶き卵を入れたツユの中に入れていただきます。
夕霧そばを頼むときには「温かいのと冷たいの、どっちにしますか?」と聞かれますが、私は温かい派です。
以前お店に行った時の写真がありましたのでアップしておきますね。
鴨南蛮と夕霧そばの他にも、カレーそばも最高に美味しいです。
大食いの私としては、ここのメニューは全般的に量がちょっと多めなので、大盛りを頼まなくてもお腹がいっぱいになるという点も最高だと思っております。
②喜八洲総本店
本店は十三(←ちなみにこれ、読めますか…?)*1にあるのですが、①で紹介したお店の近くにもある、老舗の和菓子屋さんです。
ここのオススメは何と言っても、みたらし団子!
店舗内でお団子を焼いているお店もあり、その香ばしい香りに惹きつけられて、ついつい買ってしまうのです…。
ここのみたらし団子はお団子の形が俵型(not 円形)になっており、焼いた際の美味しい焦げ目がつきやすく、また、タレもたっぷり絡むようになっています。
ところで、ここまでみたらし団子をオススメしておいて何なのですが、お店のサイトを見ると、「酒饅頭家元」と付いているくらいには酒饅頭が看板商品なんですね…。
知らなかった!(今更…)
③絹笠の「とん蝶」
キタエリアの並びで書いていますが、大阪の他のエリアでも購入することができます。
わざわざ商品名まで書いたのは理由がありまして…。
絹笠というのは、和菓子のお店なのです。
そこで売っている「とん蝶」というおこわがとっても美味しいのでご紹介です。
蒸したもち米の中に大豆が入っており、お米の間には塩こぶが挟まっています。
素朴なのですが、絶妙なモチモチと塩加減で、普通のおこわとはまた違った美味しさがあります。
もち米なので腹持ちもよく、私はよく帰りの新幹線の中で食べて帰っています。
天王寺
大阪といえばたこ焼き、たこ焼きといえばやまちゃん。
というくらいに、筆者はやまちゃんのたこ焼きが大好きなので、最後にねじ込んでおきます。
筆者の通った高校は天王寺にほど近い場所にあるのですが、授業サボって抜け出して休み時間や放課後によく食べに行っていた思い出のお店でもあります。
あべのハルカスができたことによって観光地としても注目されるようになった天王寺エリアですが、ディープなお店がとても多いエリアでもありますので、ディープな大阪に浸りたい方は是非!
大阪のたこ焼きの特徴は、見た目はふわっとしているけれども皮のカリッと感は残っており、中が熱々のトロトロ、お出汁の風味がとても効いているというのがあります。
東京式の、油でカリカリさせたものとはちょっと違いますね。
大阪のたこ焼きを食べたことがない皆様、大阪のたこ焼きは、見た目の想定を大きく裏切るくらいに中があっついので、火傷にはくれぐれもご注意ください。
まだまだご紹介したいお店はたくさんありますが、ここら辺にて次の方にバトンタッチしたいと思います!
カンファレンスもグルメも、どうぞ楽しんでいってくださいね!
チケットのご購入はこちら
トークへのご応募はこちら
*1:ジュウソウって読みます。大阪難読地名の一つですね。