YAPC::Japan 運営ブログ

YAPC::Japan各開催地の情報などをまとめていきます。

YAPC::Hakodate 2024が無事に終わりました

YAPC::Hakodate 2024実行委員会のid:karupaneruraです。 主催団体である一般社団法人Japan Perl Association(JPA)の代表理事も務めております。

YAPC::Hakodate 2024は盛況となり無事に終了しました。

これはひとえに、この会のために発表の準備をしていただいたスピーカーの皆様。また、ご協賛をいだいたスポンサー各社様、個人スポンサーの皆様。 そして、スタッフとしてお手伝い頂いた皆様のお陰でございます。本当にありがとうございました。

早いもので、既に開催から2ヶ月以上が経過してしまいました。

思い返せば去年の今頃はまだ計画すらなく、YAPC::Hiroshima 2024に向けて準備を進めていた時期でした。

今回の実行委員長を務めていただいたytnobodyさんのブログにもありますが、 YAPC::Hakodate 2024について検討がはじまったのはYAPC::Hiroshima 2024の開催が終わったあと。今年の2月の話です。

前回開催と同じ年にYAPCを開催した*1のは、 記憶の限りではYAPC::Kansai 2017 OSAKAとYAPC::Fukuoka 2017 HAKATAを最後に実に7年ぶりです。

実はJPAの会計年度としては4月はじまりになるので、いずれの年もそれぞれ違う会計年度のYAPCということになります。 今回も来期のYAPCはどうしようかという検討をしていくなかで、YAPC::Hiroshima 2024の開催が終わったあとにYAPC::Hakodateを来期やれるかなということで検討がはじまりました。

もともとJPAとして、YAPCの開催が年度末に寄りがちな傾向にあったために大きなお金の動きがあるYAPCの開催日から年度末締めまでの猶予が少なく、会計締めの負担が大きかった課題がありました。 一方でYAPC::Hakodateでは開催地となる函館の地理的・気候的な側面を顧みて、降雪リスクのある時期の開催は避けたいという思いがありました。

これらの事情が合わさった結果として、開催までのタイムラインはギリギリになってしまうものの同年の10月の開催を目指して動き出すことに決まり、なんとか無事に開催することができました。 (同じ年に2度もYAPCの開催があるのはなぜかという疑問の声が届いていましたが、実はこういった背景があったのです。)

たまたまスケジュールがうまく噛み合った幸運もあり会場として場所を使わせていただけることとなり、会場となったはこだて未来大学と関係者の方々が快く協力を申し出ていただいたことで日程も比較的スムーズに決定できました。

改めて関係者の皆様にはお礼を申し上げます。

開催の準備はJPAの理事・スタッフはもちろんのこと、実行委員会を組織してYAPC::Hakodateのために時間を割いていただいた方々がいて成り立ちました。 便宜上、これら準備に携わったメンバーを総称してコアスタッフと呼称しています。以下のページでご紹介をさせていただいております。

yapcjapan.org

コアスタッフには準備期間の間、仕事やプライベートもお忙しいなかでの貴重な時間を割いて、YAPC::Hakodateを作り上げるうえで必要な下準備となる様々な検討や作業に参加していただきました。

また、当日の運営はさらに時間が限られるなかでの対応が必要になることからさらにマンパワーが必要になります。 例年も同様の取り組みをしておりますが、今年も当日のみ*2お手伝いいただくスタッフも募集させていただき、結果として多くの方にお手伝いいただき大変助かりました。

blog.yapcjapan.org

ここまで一緒に支えてくれたスタッフの皆様に改めて感謝したいです。本当にありがとうございました。

また、スポンサーの皆様にも大変お世話になりました。 こちらにてご紹介させていただいております。ぜひご覧ください。

blog.yapcjapan.org

YAPC::Hakodate 2024のような大きなカンファレンスの開催には様々な場面で大きな出費が必要となります。 スポンサー各社様の金銭的なご支援なくては開催はありえません。

この度は本当にありがとうございました。

個人スポンサーの皆様にもご支援をいただきました。

yapcjapan.org

これだけたくさんの方々に開催を応援いただけることはスタッフ一同にとって大変名誉であり、またご支援をいただけることで大変助けられました。ありがとうございました!

そして、技術カンファレンスたるYAPC::Hakodate 2024には、なによりもそのメインコンテンツとなるトークセッションが魅力的だからこそ人が集まり、良質な情報交換の場になると考えています。

それを支えていただいたゲストおよび公募のスピーカーの方々、また惜しくも採択できなかったもののCfP*3に応じていただいた方々がいなければ、ここまで素晴らしい会にはならなかったと断言できます。

本当にありがとうございました。

当日のタイムテーブルはこちらからご参照いただけます。

fortee.jp

特に公募では大変な数の応募をいただいたことで、より良いタイムテーブルを作るための選択肢が多くありがたかった反面、結果的に多くのプロポーザルを不採択とせざるを得なかったことが心残りです。

ぜひ、次回のYAPCのCfPに対しても前向きご検討いただけますと幸いです。

最後に、今回YAPC::Hakodate 2024の公式フォトのご紹介です。

30d.jp

ぜひ皆様もありし日のYAPC::Hakodate 2024に思いを馳せていただけますと幸いです。

この度は本当にありがとうございました。

*1:YAPC::Nagoya::Tiny 2019は例外とします。

*2:厳密にいえば準備日を含む前日との2日間お世話になりました。

*3:Call for Proposals、プロポーザルを応募してほしいという呼びかけです。