YAPC::Japan 運営ブログ

YAPC::Japan各開催地の情報などをまとめていきます。

「YAPC::Kyoto 2020」を開催します!!!

Japan Perl Associationid:papix です. 2019年3月に開催された「YAPC::Tokyo 2019」から半年が経過し, 「次のYAPC::Japanはいつだろう...?」とそわそわしていた方も多いのではないでしょうか.

yapcjapan.connpass.com

つい先日, 「YAPC::Nagoya::Tiny 2019」の開催をお知らせさせて頂きましたが, この度諸々の準備が整い, 「YAPC::Tokyo 2019」そして「YAPC::Nagoya::Tiny 2019」の次となるYAPC::Japanのスケジュールをお伝えすることが出来るようになりました!!!

f:id:papix:20190919123138p:plain

次のYAPC::Japanは, 「YAPC::Kyoto 2020」として開催いたします!!!!
日程は2020年 3月27日(金曜日)〜28日(土曜日), 場所は京都リサーチパークとなります.

現在, JPAと「YAPC::Kyoto 2020」のコアスタッフが連携して, 各種コンテンツやゲストの選定などを進めている最中です.
YAPC::Kyoto 2020」のテーマやスケジュールの詳細, チケットの販売などについては, 準備が整い次第, 適宜こちらのブログなどでご連絡できればと思っています.

...それでは, 2020年3月に, 京都にてお会いしましょう!!!!!

YAPC::Tokyoを終えて

こんにちは。YAPC::Tokyo 2019 運営委員長のkfly8です。

昨日、JPAの理事会での報告を行いひと段落したので、 YAPC::Tokyo 2019 のふりかえりのようなことを書いてみます。

まずはじめに、参加いただいた皆さま、登壇いただいた皆さま、スポンサードいただいた企業の皆さま、そして、運営を行なったスタッフのみなさん、ありがとうございました!

感想エントリーも82件も書いていただきました。「楽しかった! 」という声があり、運営としては、ひと安心です。 繰り返しになりますが、楽しかったのも皆さまのおかげです。ありがとうございました!

私家版 YAPC::Tokyo 2019 記事/資料まとめ | temp-list-yapctokyo2019

argrathさんまとめありがとうございます)

ゲストについて

ゲストとして、tokuhiromさん、広木大地さん、onkさんの3名に登壇していただきました。最高でしたね!

www.slideshare.net

speakerdeck.com

個人的には、tokuhiromさんがmiyagawaさんを驚かせるためにPlackを一晩ガンバッテ実装したという話が刺さりました。自分もそうやってコードを書くのを楽しみたいなと思いました。

また、北海道、大阪、福岡、沖縄と各地で開催してきたYAPC::Japanのキーマンを招いて、座談会が行われました。技術トークも面白いですが、こういったコミュニティ活動のふりかえりもコミュニティのために必要ですね。

onagataniさん、nqounetさん、debilityさん、codehexさん、tomihisaさんありがとうございました!

トークについて

多種多様なトークが29個ありました!

ベストLTは、moznionさんによる「Perl meets AWS Lambda」でした。

speakerdeck.com

また、参加者の投票により選ばれるベストトークは、songmuさんによる「多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと」でした。

songmu.github.io

あらためておめでとうございます! (songmuさんが表彰で涙しているのを見て、自分も嬉しい気持ちになりました!運営やってよかった!)

また登壇者のスライドは melonsodeさんがまとめてくださいました。ありがとうございます! nzw.link

また、kondoyukoさんがグラレコで素敵にまとめてくれました! ありがとうございます!

note.mu

スポンサーについて

久々の東京開催で参加者も過去のYAPC::Japanよりも多く、また東京価格もあり、いつものYAPC::Japan以上に予算が必要でした。 今回もたくさんのスポンサー様にご支援頂きました。誠にありがとうございました!

f:id:kfly8:20190205142610p:plain:w400
YAPC::Tokyo 2019 スポンサー企業

運営について

全部で37名のスタッフが当日の運営に携わっていました。 無事乗り切れてよかった... ありがとうございました!お疲れ様でした!

今回、当日まで正直順調に準備できたというわけではなかったです。 YAPC運営のノウハウをブラッシュアップするため、イベント会社さんに入ってもらう試みがありました。会場を選び直すということもありました。1/26(土)当日にカンファレンスが猛烈に被ってしまいました。 振り返れば、どれも自分の旗振りでもっとやりようがあったと思うので、苦労させてしまったと思います... そんな中、多くの時間を使ってスタッフ業をしてくれたコアのメンバーを紹介させてください!

  • lapis25
    • サイト全般の開発、チケット管理、当日は受付番長の一人
    • 自分が何かをお願いすると「もうできてますよー」なんて先回りで準備。とても頼りにしていました!
  • toku_bass
    • 登壇者周り全般、座談会の企画、当日はRoom1の番長
    • お願いしていたお仕事をいい感じにやるだけでなく、toku_bassさんは、Slackなど諸所の反応が早く、タスクを進めやすい雰囲気にしてくれました!
  • papix
    • 宣伝役と過去のYAPC::Japanの知見の伝達役、当日はRoom0の番長
    • 正直、集客大変だったと思うのですが、トークの連載企画をはじめ、自らどんどん動いてもらい、ほんとに助かりました!
  • magnolia_k_
    • 宣伝役と当日に前夜祭全般、オープニング、ホールの番長
    • 当日忙しかったですよね。最高のクオリティで応えてくださり感謝しかないです。吉祥寺pm素敵ですよね。そのオーガナイザーにオープニングをお願いできて良かったです。
  • waterhighkick
    • 会場選びと懇親会の発注、当日は受付番長
    • YAPCに限らず大きなイベント経験豊富で色々と相談させてもらいました!ありがとうございました!
  • AnaTofuZ
    • SNSの宣伝諸々、当日は、スタッフやりつつ、前夜祭LT、本編トーク、本編LTの3本話していました
    • スタッフ唯一の学生ですが、学生であることを疑います。できる!すごい!自分の語彙が少なくて恥ずかしい... トーク生で聞きたかったです!内容めっちゃおもしろかったです!今後ともよろしくです!
  • karupanerura
    • ボランティアスタッフ関連、学生旅費支援関連の準備。過去のYAPC::Japanの知見の伝達役。当日は学生との交流会など遊撃手。
    • お金が絡んで煩雑なオペレーションが必要な所をやってもらいました。当初はコアスタッフをやる予定なく、ひさしぶりにゆっくりできるはずだったのに...真摯に取り組んでいて尊敬です。ありがとう!五反田でお酒飲みましょう!
  • tsuda
    • 前夜祭の飲食発注
    • tsudaさんに飲食頼めば間違いないです。飲食発注ならtsudaさんです。最高でした。
  • 私の隣の席のNさん
    • バックパネル、登壇パネル、フラッグ、スクリーンサイドバナー、景品、お弁当など各種発注物など
    • 今回のYAPC::Tokyo運営の最大の功労者を選ぶなら、自分は迷わずNさんを選びます。NさんとYAPCできて良かったです。

また他にも当日スタッフに入っていない方でも、各方面で多くの方にご協力いただきました。本当にありがとうございました。

報恩謝徳について

今回のYAPC::Tokyoは「恩に感謝し報いる」ことを意味する、「報恩謝徳」をテーマに掲げて開催しました。 YAPC::Japan は、北海道、関西、福岡、沖縄と全国各地を周り、約3年半ぶりに東京でYAPCを開催することになるため、少し総まとめ感のあるテーマです。

Perlをはじめ様々な技術を使って、捗ったこと、世の中に影響を与えられたこと、今に繋がっていること、そして、これからどんなことをしていきたいのか、 そんな話をしましょう!

サイト冒頭にこんなことを掲げてみたのですが、どうだったでしょうか?実現できていれば嬉しいです。

参加した人それぞれに思いがあると思いますが、少しだけクロージングで話した自分の話を補足させてください*1。 当初、自分の話をする気などなかったのですが、 magnolia_kさんのせいですね:D

1年YAPCを準備をしてわかったことは、YAPCにも色々あるということです。

当たり前のことなのですが、自分の先輩には牧さんを始めすごい人がいて、2013年からスタッフを手伝わせてもらい、YAPCを大成功させていくのをみていて「すげ〜」とみていました。 今回、東京での主催となり、重圧を感じていました。

少し昔の話ですが2014年末、ゆうすけべーさんがYAPC::Asiaを開催した後、翌年だれが主催をするのか不明な時期がありました。 そんな時、次どうしようかと、karupanerura、moznion、uzullaと渋谷で飲んでいました。途中から牧さんが合流し、自分が「主催をやりたい」と言ったことを覚えています。けれど、持ち帰って、1000人規模なんて自分には出来ないと思い、断ってしまいました。その後、牧さんやうずらさん中心にあの逆三角形の東京ビックサイトで2000人規模のYAPCが開催されました!

何年か経ちましたが、今の自分でも1000人規模のYAPCなんて出来ないと思います。
ですが、自分なりの今できる最高のYAPCが出来たと思っています。

YAPCのやり方もひとつじゃない。その人なりのYAPCをやって良くて、気負う必要もなく、できることからやってみるのが良いんじゃないかと気づきました。 実際、YAPC座談会の話を聞いていると、北海道では29年ぶりの積雪で試されたり、各地で個性がでています:D

今回のYAPCが、何か技術好きな人で集まる、技術のトークをしてみる、何かを作る、そんな後押しになればと嬉しいです!

さいごに

長文になってしまい、すいません。最後までお読みいただきありがとうございます。

ここでは技術的な話に全然触れられてないですが、YAPCに限らず、技術について話すのは楽しいですよね!

次回のYAPC開催などに興味がある人はぜひご連絡ください! また、JPAでは講師派遣支援プログラムというものがあるので、話を聞いてみたいPerlMongerがいて地元に呼びたい方はぜひお声かけください。

それと早速、各地でpmの開催があるようです!都合があう方はぜひ!

また、charsbarさん、xtetsujiさんによってメンテナンスされてるPerlに関連するイベントのカレンダーもぜひご利用いただければと! Japanese Perl Event Calendar

あと、Pittsburghで行われるTPC のCFPは、今月末までみたいですよ!

はい

それでは、YAPC::Tokyo 2019 ありがとうございました!

*1:クロージングは緊張しすぎだったので、あとでNさんに笑ってもらいました

「あなたの注目トーク, 教えて!」で「YAPC::Tokyo 2019」で聴講するトークを見つけよう!

こんにちは, id:papix です. 昨年より始まった, 連載企画「あなたの注目トーク, 教えて!」. 今回は総勢16名の方に, 「YAPC::Tokyo 2019」で注目しているトークを教えて頂きました!

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

blog.yapcjapan.org

連載企画にご協力頂いた皆様, ありがとうございました. 皆さんそれぞれ独自の視点で「このトークは楽しみ!」と語って頂いて, 読んでいて非常に面白かったです. また当日登壇頂く方には, 発表に向けての意気込みもお聞きすることができました.

これらの連載記事を参考に, 是非「YAPC::Tokyo 2019」で聴講するトークを選んでみてください! チケットに関しては, Tシャツのサイズを選択出来ないものが現時点でも販売を継続しています. 連載記事を読んで, 「これは聞いてみたい!」と思ったトークがあれば, 是非チケットをご購入の上ご参加頂けると嬉しいです!

passmarket.yahoo.co.jp

また, 引き続き前夜祭及び懇親会のチケットの販売も継続しております. 今回の「YAPC::Tokyo 2019」においては, ゲストの皆様及び登壇者の皆様を除き, 前夜祭並びに懇親会への参加を希望される場合は必ず事前にチケットをご購入頂く必要があります. ※但し, スポンサーチケットをお持ちの場合は懇親会のチケットについてはご用意しておりますので, 購入頂く必要はありません.

passmarket.yahoo.co.jp

passmarket.yahoo.co.jp

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第16回:木本さん〜

こんにちは, id:papix です. 昨日は, id:xtetsuji さんの注目トークを教えて頂きました.

blog.yapcjapan.org

今日は「YAPC::Osaka 2017」にてゲストとして登壇頂いた, id:perlcodesample こと木本さんに教えていただきます. よろしくおねがいします.

簡単な自己紹介をお願いします!

こんにちは、Perl入門ゼミを運営していますyukikimotoです。

今年の一月一日からサンプルコードPerl入門は、Perl入門ゼミという名前になりました。

papix君から、YAPCで気になるトーク書いてーと依頼が来たので、筆を起こします。

僕は、YAPC関西、YAPC福岡、YAPC沖縄と参加してきて、今回のYAPC東京も参加します!

YAPC前夜祭チケット懇親会チケットも発売が開始されたみたいなので、お忘れなく。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

こないだの吉祥寺.pmで、papix君がスクラムを組んでいますといっていたので、スクラムってなんだー、ラグビーみたいだーと思いながら、トークを聞いていたのですが、どうやら、サービスを作っていくための、方法論みたいなのだった。

プログラマーは、言語とか開発ツールとかに興味が強いんだけど、実際にサービスを作るとなると、チームでの認識合わせとか、目的とか、人とのかかわりが大切だと僕は思っていて、papix君も、同じところに注目しているんだなーと気になっています。

ISUCON8予選問題作成の裏側

ISUCON8予選問題作成の裏側

Perlなんてーといわれる10年くらい、ISUCONでは、Perlが頑張り続けていたという思い出があります。Perlは、いざというときにスケーリングしやすいんだぞーなんて、僕は言っていますが、WebでPerlが、それなりのパフォーマンスを出せるというのが、ひとつの理由になっています。

DeNAWebサービスをやっているエンジニアのkarupaneruraさんから、ISUCONの問題作成の裏側の話を聞けるのは、面白そう。

実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう

実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう

最近の僕は、ぼやーっと、画像処理とAzureが気になってます。Azureは、MicrosoftなのにLinuxなんだーとか思いながら。

Perl自体は、注目されないけど、Linuxの上にPerl乗っているから、ついてくるぞーみたいな。

画像認識は、人の目に当たる部分を、プログラミングでやるということで、最近は、すごく速いアルゴリズムも開発されたみたいなので。

ライブコーディングで、顔が認識できるところが見れると、ひとつのやり方がわかる。

ではYAPCで会いましょう。

懇親会チケット忘れず買わなくちゃー。

ありがとうございました!

木本さん, ありがとうございました! 「ISUCON8予選問題作成の裏側」は, 何だかんだで自分も毎年ISUCONに参加しているので, 非常に楽しみにしています. ここ数年は, ISUCONの開催後にスタッフによる振り返りのイベントなどが開催されているので, そこで語られたことはもちろん, 語られなかった事も聞けるんじゃないか? とワクワクしています.

...さて, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です!!!

passmarket.yahoo.co.jp

加えて, 現在前夜祭及び懇親会についてのチケットも販売中です!

passmarket.yahoo.co.jp

passmarket.yahoo.co.jp

皆様のご参加, お待ちしております!!

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第15回: xtetsujiさん〜

こんにちは, id:papix です. 昨日は, id:tokuhirom さんの注目トークを教えて頂きました.

blog.yapcjapan.org

今日は id:xtetsuji さんに教えていただきます. よろしくおねがいします.

簡単な自己紹介をお願いします!

@xtetsuji と申します。Perl を書き始めたのは2003年からで、2015年にオンプレミスのサーバの保守運用がメインの現職になってからは表立って Perl を書く仕事ではなくなりましたが、今でもアイデアが浮かんだらまず Perl で書いてみるという流れは健在です。

2013年からPerl入学式(主に東京)のサポーターを続けたりもしています。ここ数年は東京だけでなく各拠点でのPerl入学式のお手伝いもしています。教育自体は専門ではないのですが、昔から人に教えるのが好きだったこともあり、最近では社内など別方面での教育活動にも取り組んでいます。

YAPC::Japan では、出身地と地元が北海道ということもあり YAPC::Hokkaido 2016 Sapporo でスタッフを経験させて頂きました。トークの機会は YAPC::Kansai 2017 Osaka (Perl ウェブ開発の中世〜CGIPlack の間〜)と YAPC::Okinawa 2018 Onnason (WordPress 運用を支える Perl)で頂くことができました。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

今回この記事作成依頼が来るまでトーク一覧はざっと眺めただけだったのですが、改めて読んでみると3つ選ぶの大変ですね。過去のYAPC同様、複数トラック同時並行で行われるトークを聴きに行くために分身したいという状況に…。

レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜

レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜

期待のアナグラ君のレガシーPerlビルドトーク。単純な興味関心以上に、このような歴史探訪を経ることによって当時各バージョンの Perl の開発の苦労などを垣間見ることができると、ラリー・ウォール氏をはじめとした Perl コアを作ってきた人達に対する敬意も生まれそうです。今回の「報恩謝徳」というテーマとも合致する深い内容では…と勝手に期待しています。ハードル上げすぎ?

CPAN Module Hacks

CPAN Module Hacks

私は長年 Perl を書いているのですが、恥ずかしながら CPAN モジュールというかパッケージングの仕組みまわりは未だにふわっとした理解しかなかったりします。ExtUtils::MakeMaker で作ったアーカイブファイルを CPAN にアップロードしてみたり、手元で Minilla を使ってみたりしたことはあれど、単発で終わってしまって知識がしっかりと根付かないという…。

このトーク聴講をきっかけに、CPAN モジュールに関する一連の知識を再度学び直そうと考えています。

Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編

Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編

最近、プログラミング教育について考える中で「自分はプログラミング言語の文法を考察するのが意外に好きなんだな」と発見したことがあります。「文法」というとちょっと違う部分もあるとは思いますが、静的解析という言葉にも同種の興味をそそられます。

macopy さんは毎回様々なジャンルのトークを掲げて登壇していて、そのバイタリティには毎回驚嘆させられます。とはいえ、過去の YAPC では macopy さんのトークを聴きに行こうと思いつつ様々な理由で結局行けず…ということを繰り返しています。前回の YAPC::Okinawa のときは、私のトークと同じ時間が macopy さんのトークでした。今回はぜひ早めに足を運んで良い席で聴けるようにしたいです。

ありがとうございました!

id:xtetsuji さん, ありがとうございました!

passmarket.yahoo.co.jp

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第14回: tokuhiromさん〜

こんにちは, id:papix です. 昨日は, id:azumakuniyuki さんの注目トークを教えていただきました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, 「YAPC::Tokyo 2019」にてキーノートを担当頂く id:tokuhirom さんです! よろしくおねがいします.

自己紹介

@tokuhirom です。 Perl Hacker を 10 年やった後、Java を 3年ぐらい書いて、今はマネージャーをしています。

既存の Module に不満があると自分で作りたくなる方なので、Amon2, HTTP::Session2, Furl などの様々なライブラリを開発しました。たくさんの人たちの開発速度向上に寄与したいのではないかと自負しております。 最近は Perl を業務で書くことはないのですが(というよりも、コードを書くこと自体が業務の中心ではないのですが。。)、キーノートという形で今回は、エンジニアのキャリアとコミュニティなどについてお話させていただこうかと思っています。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

メッセージングのプロトコル (40min)

メッセージングのプロトコル

私は、YAPC は自分でゴリゴリ実装した話の割合が多いところが良いところだと思っています。なので、lyokato さんの話は好きです。 私自身、DJabbered という Perl で実装された XMPP の処理系を運用した経験もありますので、いままた Elixir でメッセージングサーバーを開発運用するというのはチャレンジングでもあるので、どうなるのかが気になるところです。

2019年冬のPerl (40min)

2019年冬のPerl

charsbar さんのセッションは、Perl の最新情報を perldelta で読む以上の情報が短時間で得られるのが良いところですね。 以前は私も perldelta ふくめて、最新情報を追っていましたが、最近はあまりおうことができていないので、気になるところです。

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法 (20min)

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

PPI/Perl::Critic などの言語まわりのツールは個人的に興味があるところなので、聞きたいところです。 最近どのようなトレンドなのかが気になるところ。

ところで, 今回はゲストとして登壇頂く予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

今回はキーノートということなので、僕自身がコミュニティからどのような恩恵を受けてきたか、エンジニアはどのようにコミュニティと付き合うべきかについて私見を述べさせていただきたいと思います。 また、僕がなぜ Perl で開発することになったのか、Perl での開発をあまりやらなくなったのか、プログラミング言語の流行り廃りとどう付き合うべきか、などについても軽く触れようかと思います。

ありがとうございました!

id:tokuhirom さん, ありがとうございました!

tokuhiromさんと言えば, とにかくたくさんの有用なライブラリを公開されているのが印象的です. Amon2やFurl, Minillaなど, tokuhiromさんプロダクトには日々お世話になりっぱなしで, もはや足を向けて寝られない(?)ですよね. いったいどのようなキーノートになるのか, とても楽しみです.

YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です. キーノートはもちろんのこと, たくさんの/様々なジャンルのゲスト/ 登壇者によるトークを聞くことができます. この機会に是非, お買い求めください!

passmarket.yahoo.co.jp

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第13回: azumakuniyukiさん〜

こんにちは, id:papix です. ところで昨日から「Tシャツサイズ選択不可」チケットが発売されましたね. チケットが販売される限り, より多くの方に「YAPC::Tokyo 2019」とそこで披露されるトークを知ってもらうべく, この連載コーナーはやっていこうという気持ちでいます.

さて, 昨日は id:ytnobody さんの注目トークを教えていただきました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, 猫とメールに定評のある(?) id:azumakuniyuki さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

azumakuniyukiと申します。 データセンターへ行かなくなって随分と経ちますが、サーバを構築して運用して保守もするインフラ周りの業務と、 PerlRubySMTP寄りなコードを書く業務の二本柱な仕事に携わってます。それとネコが好きです。

ここ数年は全く行けていないのですが、papixさん が大阪にいてはったころからPerl入学式in大阪のお手伝いにも参加させてもらってました。

OSS活動方面ではSisimaiというバウンスメールの解析ライブラリをPerlRubyで書いています。 YAPC::Tokyoのテーマである「報恩謝徳」を見て思い出すのは YAPC::Asia Tokyo 2010です。 もう九年近く前になりますが、Sisimaiの前身であるbounceHammerというソフトウェアを開発した折、 YAPC::Asia Tokyo 2010に初参加し、初登壇で話す機会 をいただきました。

近いところではYAPC::Kansai 2017で、あまりたいした働きはできていないスタッフとして、 そして、登壇する機会をいただきました。

今のプログラマーとしての仕事やOSS活動は、その起源がYAPC::AsiaとYAPC::Japanにあると言っても過言では無いぐらいの恩があります。 この記事も微力ながら遠方よりの恩返しになれば幸いと思い、筆をとった次第です。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

さて、楽しみにしているトークの紹介の前に一つ、お詫びがありまして。月末が納期のサーバ移転作業があり、 しかも移転元サーバがサービス終了でシャットダウンされる絶対に後ろに倒せない納期でして、 つまりはYAPC::Tokyoへ行けない身なんです。

なので、納期も何も無いなら確実に行くYAPC::Tokyoのこれは聞きたいトーク、 ということでご一読いただければと思います。

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

登壇者のsongmuさんは演題にもある通り、息をするようにCPANモジュールを書き続けておられます。 また、ブログの記事量も多く、非常にアウトプットの精力的な方です。

この業界はオープンソースソフトウェア無しでは何もできないと言えるぐらいOSSと密接な関係にあります。 日頃お世話になっているOSSやこれから応援したいOSSに対して何ができるか、「貢献」と表現すると少し仰々しい気がしますが、 直接コードを直せずとも、Twitterで「○○ええやん!」と発言する、「バグがあったで」とIssueを開く、コメントのスペルミスを直す、 など小さなことでも充分恩返しになると思います。

直接、そのソフトウェアに何かできなくても、自分もOSSを作ってメンテナンスし続けるという形も良いでしょう。 そういったOSSへのお手伝いや恩返し、多くのCPANモジュールを作っておられるsongmuさんトークでは、 そのような反復の経験に裏打ちされた話が聞けるのではないでしょうか。

僕は行けないのでスライドを楽しみにしています。

私とOSS活動とPerl

私とOSS活動とPerl

(行けないのでスライドを)楽しみにしているトークの二つ目は前田隼輔さん私とOSS活動とPerlです。 一つ目のトークと同様にOSSに関するもので、OSSの世界へ能動的に関わる最初の一歩目な話が聞けるのではないでしょうか。

恩返しの形は人それぞれ、恩返しと意識しないそれもあるでしょう。 多くのOSSを作ることも恩返しであれば、1つのOSSをメンテし続けることもまた恩返しです。

GitHubで初めての★をもらったり、IssueやPull Requestをもらうと「よっしゃ、もっとやるぞ!」 と血湧き肉躍る体験ができます。僕もそうでした。 そしてYAPCに参加することでも「よっしゃ、もっとやるぞ!」という士気の高まりを得られます。

OSS活動がきっかけで内定を勝ち得た話、面白そうではありませんか。

前夜祭: LTソン presented by 吉祥寺.pm

本編トークではありませんが、前日の夜に開催される前夜祭での「LTソン presented by 吉祥寺.pm」 も(納期が消滅したら確実に参加するぐらい)楽しみにしている企画です。

Magnoriaさん主催の吉祥寺.pmは、 季節に一回は開催されているイベントで、毎回多くの参加者を誇る人気イベントと聞いています。 僕は年間で数日しか出ないぐらい京都に引きこもっていて未だ参加したこともないのですが、 東京出張とかぶるなら(かぶらせられたら)確実に参加したいと常々思っています。

さて、LTの魅力は落語の高座のような5分に凝縮された臨場感あふれるトークの連発です。

本編トークで喋る機会を得られなかったとしても、LTソンなら未だ間に合います。 なんと言っても前夜祭に開催されるところが魅力の一つであり、つまりはYAPC::Tokyo で一番最初の企画なので、そこで喋る・聞く=「さっきのLT面白かったです!」って話しかけてもらえたり、 「さっきのLT面白かったです!」って話しかけるきっかけになるってことです。

かつて参加したYAPC::Asia Tokyo 2013の前夜祭ではHachioji.pmさん によるLTソンで登壇する機会をいただいて、 そのあと他の参加者さんとお話をするきっかけにもなりました。

YAPC::Tokyoを楽しむ=話すことの第一歩として、 廊下で話すきっかけとしてのLTソン参加、いかがでしょうか。

ありがとうございました!

id:azumakuniyuki さん, ありがとうございました!

お仕事の都合で今回の「YAPC::Tokyo 2019」は参加できない... とのことで非常に残念ですが, 参加できたら是非聞きたい! というトークを3つ教えて頂きました. ご自身もSisimaiなど, OSSを公開されていることもあって, 「OSSとの関わり」といったテーマが含まれるトークに興味があることが伺えます.

...さて, 前述しました通り, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です!!

passmarket.yahoo.co.jp

「いろいろ注目トークを紹介してもらっているけれど, 具体的にはどんな見どころが...?」という疑問に対しては, 実行委員長の id:kfly8 が見どころ紹介エントリを書いています:

blog.yapcjapan.org

こちらも参考にしてみてください!!!