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【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第13回: azumakuniyukiさん〜

こんにちは, id:papix です. ところで昨日から「Tシャツサイズ選択不可」チケットが発売されましたね. チケットが販売される限り, より多くの方に「YAPC::Tokyo 2019」とそこで披露されるトークを知ってもらうべく, この連載コーナーはやっていこうという気持ちでいます.

さて, 昨日は id:ytnobody さんの注目トークを教えていただきました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, 猫とメールに定評のある(?) id:azumakuniyuki さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

azumakuniyukiと申します。 データセンターへ行かなくなって随分と経ちますが、サーバを構築して運用して保守もするインフラ周りの業務と、 PerlRubySMTP寄りなコードを書く業務の二本柱な仕事に携わってます。それとネコが好きです。

ここ数年は全く行けていないのですが、papixさん が大阪にいてはったころからPerl入学式in大阪のお手伝いにも参加させてもらってました。

OSS活動方面ではSisimaiというバウンスメールの解析ライブラリをPerlRubyで書いています。 YAPC::Tokyoのテーマである「報恩謝徳」を見て思い出すのは YAPC::Asia Tokyo 2010です。 もう九年近く前になりますが、Sisimaiの前身であるbounceHammerというソフトウェアを開発した折、 YAPC::Asia Tokyo 2010に初参加し、初登壇で話す機会 をいただきました。

近いところではYAPC::Kansai 2017で、あまりたいした働きはできていないスタッフとして、 そして、登壇する機会をいただきました。

今のプログラマーとしての仕事やOSS活動は、その起源がYAPC::AsiaとYAPC::Japanにあると言っても過言では無いぐらいの恩があります。 この記事も微力ながら遠方よりの恩返しになれば幸いと思い、筆をとった次第です。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

さて、楽しみにしているトークの紹介の前に一つ、お詫びがありまして。月末が納期のサーバ移転作業があり、 しかも移転元サーバがサービス終了でシャットダウンされる絶対に後ろに倒せない納期でして、 つまりはYAPC::Tokyoへ行けない身なんです。

なので、納期も何も無いなら確実に行くYAPC::Tokyoのこれは聞きたいトーク、 ということでご一読いただければと思います。

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

登壇者のsongmuさんは演題にもある通り、息をするようにCPANモジュールを書き続けておられます。 また、ブログの記事量も多く、非常にアウトプットの精力的な方です。

この業界はオープンソースソフトウェア無しでは何もできないと言えるぐらいOSSと密接な関係にあります。 日頃お世話になっているOSSやこれから応援したいOSSに対して何ができるか、「貢献」と表現すると少し仰々しい気がしますが、 直接コードを直せずとも、Twitterで「○○ええやん!」と発言する、「バグがあったで」とIssueを開く、コメントのスペルミスを直す、 など小さなことでも充分恩返しになると思います。

直接、そのソフトウェアに何かできなくても、自分もOSSを作ってメンテナンスし続けるという形も良いでしょう。 そういったOSSへのお手伝いや恩返し、多くのCPANモジュールを作っておられるsongmuさんトークでは、 そのような反復の経験に裏打ちされた話が聞けるのではないでしょうか。

僕は行けないのでスライドを楽しみにしています。

私とOSS活動とPerl

私とOSS活動とPerl

(行けないのでスライドを)楽しみにしているトークの二つ目は前田隼輔さん私とOSS活動とPerlです。 一つ目のトークと同様にOSSに関するもので、OSSの世界へ能動的に関わる最初の一歩目な話が聞けるのではないでしょうか。

恩返しの形は人それぞれ、恩返しと意識しないそれもあるでしょう。 多くのOSSを作ることも恩返しであれば、1つのOSSをメンテし続けることもまた恩返しです。

GitHubで初めての★をもらったり、IssueやPull Requestをもらうと「よっしゃ、もっとやるぞ!」 と血湧き肉躍る体験ができます。僕もそうでした。 そしてYAPCに参加することでも「よっしゃ、もっとやるぞ!」という士気の高まりを得られます。

OSS活動がきっかけで内定を勝ち得た話、面白そうではありませんか。

前夜祭: LTソン presented by 吉祥寺.pm

本編トークではありませんが、前日の夜に開催される前夜祭での「LTソン presented by 吉祥寺.pm」 も(納期が消滅したら確実に参加するぐらい)楽しみにしている企画です。

Magnoriaさん主催の吉祥寺.pmは、 季節に一回は開催されているイベントで、毎回多くの参加者を誇る人気イベントと聞いています。 僕は年間で数日しか出ないぐらい京都に引きこもっていて未だ参加したこともないのですが、 東京出張とかぶるなら(かぶらせられたら)確実に参加したいと常々思っています。

さて、LTの魅力は落語の高座のような5分に凝縮された臨場感あふれるトークの連発です。

本編トークで喋る機会を得られなかったとしても、LTソンなら未だ間に合います。 なんと言っても前夜祭に開催されるところが魅力の一つであり、つまりはYAPC::Tokyo で一番最初の企画なので、そこで喋る・聞く=「さっきのLT面白かったです!」って話しかけてもらえたり、 「さっきのLT面白かったです!」って話しかけるきっかけになるってことです。

かつて参加したYAPC::Asia Tokyo 2013の前夜祭ではHachioji.pmさん によるLTソンで登壇する機会をいただいて、 そのあと他の参加者さんとお話をするきっかけにもなりました。

YAPC::Tokyoを楽しむ=話すことの第一歩として、 廊下で話すきっかけとしてのLTソン参加、いかがでしょうか。

ありがとうございました!

id:azumakuniyuki さん, ありがとうございました!

お仕事の都合で今回の「YAPC::Tokyo 2019」は参加できない... とのことで非常に残念ですが, 参加できたら是非聞きたい! というトークを3つ教えて頂きました. ご自身もSisimaiなど, OSSを公開されていることもあって, 「OSSとの関わり」といったテーマが含まれるトークに興味があることが伺えます.

...さて, 前述しました通り, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です!!

passmarket.yahoo.co.jp

「いろいろ注目トークを紹介してもらっているけれど, 具体的にはどんな見どころが...?」という疑問に対しては, 実行委員長の id:kfly8 が見どころ紹介エントリを書いています:

blog.yapcjapan.org

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