YAPC::Japan 運営ブログ

YAPC::Japan各開催地の情報などをまとめていきます。

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第13回: azumakuniyukiさん〜

こんにちは, id:papix です. ところで昨日から「Tシャツサイズ選択不可」チケットが発売されましたね. チケットが販売される限り, より多くの方に「YAPC::Tokyo 2019」とそこで披露されるトークを知ってもらうべく, この連載コーナーはやっていこうという気持ちでいます.

さて, 昨日は id:ytnobody さんの注目トークを教えていただきました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, 猫とメールに定評のある(?) id:azumakuniyuki さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

azumakuniyukiと申します。 データセンターへ行かなくなって随分と経ちますが、サーバを構築して運用して保守もするインフラ周りの業務と、 PerlRubySMTP寄りなコードを書く業務の二本柱な仕事に携わってます。それとネコが好きです。

ここ数年は全く行けていないのですが、papixさん が大阪にいてはったころからPerl入学式in大阪のお手伝いにも参加させてもらってました。

OSS活動方面ではSisimaiというバウンスメールの解析ライブラリをPerlRubyで書いています。 YAPC::Tokyoのテーマである「報恩謝徳」を見て思い出すのは YAPC::Asia Tokyo 2010です。 もう九年近く前になりますが、Sisimaiの前身であるbounceHammerというソフトウェアを開発した折、 YAPC::Asia Tokyo 2010に初参加し、初登壇で話す機会 をいただきました。

近いところではYAPC::Kansai 2017で、あまりたいした働きはできていないスタッフとして、 そして、登壇する機会をいただきました。

今のプログラマーとしての仕事やOSS活動は、その起源がYAPC::AsiaとYAPC::Japanにあると言っても過言では無いぐらいの恩があります。 この記事も微力ながら遠方よりの恩返しになれば幸いと思い、筆をとった次第です。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

さて、楽しみにしているトークの紹介の前に一つ、お詫びがありまして。月末が納期のサーバ移転作業があり、 しかも移転元サーバがサービス終了でシャットダウンされる絶対に後ろに倒せない納期でして、 つまりはYAPC::Tokyoへ行けない身なんです。

なので、納期も何も無いなら確実に行くYAPC::Tokyoのこれは聞きたいトーク、 ということでご一読いただければと思います。

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと

登壇者のsongmuさんは演題にもある通り、息をするようにCPANモジュールを書き続けておられます。 また、ブログの記事量も多く、非常にアウトプットの精力的な方です。

この業界はオープンソースソフトウェア無しでは何もできないと言えるぐらいOSSと密接な関係にあります。 日頃お世話になっているOSSやこれから応援したいOSSに対して何ができるか、「貢献」と表現すると少し仰々しい気がしますが、 直接コードを直せずとも、Twitterで「○○ええやん!」と発言する、「バグがあったで」とIssueを開く、コメントのスペルミスを直す、 など小さなことでも充分恩返しになると思います。

直接、そのソフトウェアに何かできなくても、自分もOSSを作ってメンテナンスし続けるという形も良いでしょう。 そういったOSSへのお手伝いや恩返し、多くのCPANモジュールを作っておられるsongmuさんトークでは、 そのような反復の経験に裏打ちされた話が聞けるのではないでしょうか。

僕は行けないのでスライドを楽しみにしています。

私とOSS活動とPerl

私とOSS活動とPerl

(行けないのでスライドを)楽しみにしているトークの二つ目は前田隼輔さん私とOSS活動とPerlです。 一つ目のトークと同様にOSSに関するもので、OSSの世界へ能動的に関わる最初の一歩目な話が聞けるのではないでしょうか。

恩返しの形は人それぞれ、恩返しと意識しないそれもあるでしょう。 多くのOSSを作ることも恩返しであれば、1つのOSSをメンテし続けることもまた恩返しです。

GitHubで初めての★をもらったり、IssueやPull Requestをもらうと「よっしゃ、もっとやるぞ!」 と血湧き肉躍る体験ができます。僕もそうでした。 そしてYAPCに参加することでも「よっしゃ、もっとやるぞ!」という士気の高まりを得られます。

OSS活動がきっかけで内定を勝ち得た話、面白そうではありませんか。

前夜祭: LTソン presented by 吉祥寺.pm

本編トークではありませんが、前日の夜に開催される前夜祭での「LTソン presented by 吉祥寺.pm」 も(納期が消滅したら確実に参加するぐらい)楽しみにしている企画です。

Magnoriaさん主催の吉祥寺.pmは、 季節に一回は開催されているイベントで、毎回多くの参加者を誇る人気イベントと聞いています。 僕は年間で数日しか出ないぐらい京都に引きこもっていて未だ参加したこともないのですが、 東京出張とかぶるなら(かぶらせられたら)確実に参加したいと常々思っています。

さて、LTの魅力は落語の高座のような5分に凝縮された臨場感あふれるトークの連発です。

本編トークで喋る機会を得られなかったとしても、LTソンなら未だ間に合います。 なんと言っても前夜祭に開催されるところが魅力の一つであり、つまりはYAPC::Tokyo で一番最初の企画なので、そこで喋る・聞く=「さっきのLT面白かったです!」って話しかけてもらえたり、 「さっきのLT面白かったです!」って話しかけるきっかけになるってことです。

かつて参加したYAPC::Asia Tokyo 2013の前夜祭ではHachioji.pmさん によるLTソンで登壇する機会をいただいて、 そのあと他の参加者さんとお話をするきっかけにもなりました。

YAPC::Tokyoを楽しむ=話すことの第一歩として、 廊下で話すきっかけとしてのLTソン参加、いかがでしょうか。

ありがとうございました!

id:azumakuniyuki さん, ありがとうございました!

お仕事の都合で今回の「YAPC::Tokyo 2019」は参加できない... とのことで非常に残念ですが, 参加できたら是非聞きたい! というトークを3つ教えて頂きました. ご自身もSisimaiなど, OSSを公開されていることもあって, 「OSSとの関わり」といったテーマが含まれるトークに興味があることが伺えます.

...さて, 前述しました通り, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です!!

passmarket.yahoo.co.jp

「いろいろ注目トークを紹介してもらっているけれど, 具体的にはどんな見どころが...?」という疑問に対しては, 実行委員長の id:kfly8 が見どころ紹介エントリを書いています:

blog.yapcjapan.org

こちらも参考にしてみてください!!!

【YAPC::Tokyo】チケット購入必勝法ver2.0

あけましておめでとうございます.id:anatofuzです.

さていよいよ今月に迫ったYAPC::Tokyoですが,皆さん各種チケットのお買い忘れはございませんでしょうか.

もしチケットをまだ購入していない皆様,安心して下さい.チケット購入は, まだ間に合いますので,これから買えるチケットをご案内させていただきます.

以前のアナウンス

blog.yapcjapan.org

以前 id:papixさんより上記のエントリでチケット購入法についてお知らせしました.

上記エントリ内では

  • 前夜祭
  • カンファレンス本編
  • 懇親会

この三種のチケットの購入方法について記載しています.

現在は カンファレンス本編チケットのみ, 上記の案内とは違うチケット「YAPC::Tokyo 2019 一般・学生チケット(Tシャツサイズ選択不可)」をご用意しております. そして, こちらをご購入いただければ, 他の「前夜祭」及び「懇親会」のチケットを購入可能 となっております.

本編チケットのご購入について

現在は「YAPC::Tokyo 2019 一般・学生チケット(Tシャツつき)」チケットのみ販売を終了し,代わりに「YAPC::Tokyo 2019 一般・学生チケット(Tシャツサイズ選択不可)」を販売しております.

passmarket.yahoo.co.jp

この「YAPC::Tokyo 2019 一般・学生チケット(Tシャツサイズ選択不可)」は1月6日まで販売していたチケットと同様の内容ですが,一点Tシャツのサイズをチケットご購入時に指定する事ができない仕様となっております.

この「YAPC::Tokyo 2019 一般・学生チケット(Tシャツサイズ選択不可)」をご購入頂いた方には,YAPC::Tokyo当日に M, L, XL の中からTシャツをご選択していただく方式となります.

各サイズのTシャツの枚数には限りがございますので,当日希望するサイズが選択できない場合もございますが,予めご了承ください.

なお1月6日まで販売していました本編チケットをご購入頂いた方には,チケットご購入時に申請していただいたサイズに合わせたTシャツをお渡し致します.

まとめ

  • 今後販売する,本編チケットはTシャツのサイズがM,L,XLの三種類の中から当日選択していただく仕様になりました
  • 前夜祭, Tシャツサイズ選択不可な本編チケット, 懇親会のチケットはまだまだ販売中です.

passmarket.yahoo.co.jp

passmarket.yahoo.co.jp

passmarket.yahoo.co.jp

  • まだ間に合いますので,もし周りにYAPC::Tokyoの参加を検討している方がいらっしゃいましたら,宜しくお願い致します.

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第12回: ytnobodyさん〜

あけましておめでとうございます, id:papix です. 「あなたの注目トーク, 教えて!」, 2019年も元気にやっていきます!

さて, 2018年最後のエントリでは, id:nkgt_chkonk さんの注目トークを教えていただきました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, id:ytnobody さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

@ytnobodyです。仲間内では「わいとん」と呼ばれたりします。都内でPerlPHPやNode.jsなどを書いたり、技術アドバイザーやメンターなどをやっています。PerlとAzureが大好きです。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

WebVRで作品を作って展示しよう(hitode909さん)

WebVRで作品を作って展示しよう

わたし、おとなの自由研究という活動を「作る楽しさを取り戻そう」という趣旨で不定期的にやってまして、このトークにも似たような雰囲気を感じるんです。

このトークは「作る楽しさ」に振り切った内容のようですし、自分はまだWebVRという技術についてはよくわかっていないので、まさに自由研究の題材としてはうってつけだと思っています。

何よりトークのゴールである「WebVRを使ったVR作品を今すぐ作れるようになる」という売り文句をみて、とてもワクワクしました。

レガシーPerlと、Perlのこれから(tecklさん)

レガシーPerlと、Perlのこれから

わたしの職場でも15年以上熟成されたPerlのプロダクトがあって、それが事業の柱となっているんですけど、他社さんではどんな風にレガシーなPerlを飼いならしているのかな、というのはやはり気になりますね。

また、このトークでは古い話ばかりではなく、未来にも目を向けるところが興味深いです。「DockerでPerlを小さく使う」「クラウド時代のPerl」「テキスト処理言語としてのPerl」というくだりは、今の私にとってもホットな話題ですので、是非聴きたいと思いました。

GUEST: 広木 大地

広木さんといえば、エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリングを上梓し、第6回ブクログ大賞2018 ビジネス書部門大賞を受賞された方、というイメージが強いですね。この書籍はわたしも読みましたが、大変強い影響を受けました。

そんな広木さんですが、彼は2013年にPerl徹底攻略という書籍で「Perlによる大規模システム開発・設計のツボ」という記事を寄稿していらっしゃいます。あの名著の原点にPerlが生きているかもしれないなんて思うと、なんだか嬉しくなりませんか。

そしてYAPC::Tokyo 2019では広木さんが何を語るのか、大変気になっています。この貴重な機会はYAPCだからこそ実現できることではないでしょうか。

ところで, 「実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう

実はこのセッションが採択される数日前、Custom AWS Lambda Runtimesが発表されたんです。

わたしとしては「ウル技(ウルテク)を披露してワイワイ言われるぞ」なんて意気込んでたんですが、ワイワイ言われる前に「オイオイ…」って言う羽目になってしまいました。なんだか鼻っ柱を折られた気分ですねw

でもAWSではないクラウドで、一体どうやってPerlを動かしてるのか見てみたい!と言わしめるような、そんなセッションにしてやろうと思っていますよ、ライブコーディングで。

ありがとうございました!

id:ytnobody さん, ありがとうございました!

画像認識とかとか, 最近だとPythonを使ったりするのが主流... のようなイメージがあって, あまりPerlでやっています! という話を聞いたことがないので, 当日発表頂く「実演 サーバレスPerl - 顔認識データを扱おう」, とても興味深いです. 当日は「ライブコーディング」も披露して頂けるということで, こちらも楽しみですね.

さて, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケット発売は昨日まで... でしたが, 変わって本日より「Tシャツ選択不可」チケットの販売を開始しました! こちらのチケットは, 本日以降も申し込み頂ける代わりに, チケット購入時にTシャツのサイズを指定することが出来ません. シャツについては, 「Tシャツ選択不可」チケット用に用意してたTシャツの中から, お好きなサイズのものを選んで頂く形になります(サイズによっては売り切れてしまい, 希望に添えない可能性もございますのでご了承ください).

passmarket.yahoo.co.jp

YAPC::Tokyo 2019」, 参加頂くチャンスはまだまだあります! 皆様と会場でお会いできることを楽しみにしています!!!

Perlを書いていない人にもおすすめ! YAPC::Tokyoの見どころを紹介!

あけましておめでとうございます。id:kfly8 です。

YAPCって終わったんじゃなかったけ?最近、Perl書いてないよ」という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。 いえいえ、そんなことはございません。今日はYAPCの魅力と、今回の企画内容などをまとめて紹介させてもらおうと思います。

YAPC の魅力

f:id:kfly8:20190104145142p:plain:w500

まずはイベントそのものを知らない方に向けて、少しご紹介です。

YAPCは"Yet Another Perl Conference" の略称です。もともとThe Perl Conferenceがルーツで、OSCON等の高い参加費を払わないと参加できないカンファレンスではなく、Perlに関係する人なら誰でも気兼ねなく参加できる「草の根活動」的なカンファレンスとしてはじまりました。

YAPCはもちろんPerlのカンファレンスですので、Perlに興味のある人が参加する傾向が強いですが、 カンファレンスの楽しみ方は「講演を聞きに行くイベント」ではなく「様々な技術者と直接交流するためのイベント」としての傾向が強く、お祭り色が強いイベントと言えます。 このため、参加者も実に多岐に渡り、Perlというくくりだけで判断すると良い意味で期待を裏切られるかもしれません。 これまでも、PHP,Ruby,Golang,JavaScript など多言語の発表の他、 システムを運用するためのTips、エンジニアリングマネジメントなど、Perlは関わってくるものの、主題ではないトークが多数発表されてきました。

歴史をたどると、YAPC::Asiaは2015年夏、東京ビックサイトで2000人規模のイベントとなり、10回目の開催で一区切りを迎えました。 その後、持続可能な運営のためJapan Perl Associationの体制変更などを経て、YAPC::Japanとしてリブートしました。 2016年のリブート後、東京開催に限らず、日本におけるPerlコミュニティを脈々と続くものとして盛り上げることをミッションとして掲げ、北海道、大阪、福岡、沖縄と各地域でYAPCが開催されてきました。

約3年半ぶりの東京開催で「最近、Perl書いてない」といった人や、そもそも「Perl書いたことないし、知り合いもいない」といった不安もあると思います。 ですが、このYAPCはWebに関わる全ての技術を巻き込みながら成長をしているPerlというコミュニティのお祭り会場となっています。 最初の一歩は敷居が高いかも知れませんが「エンジニアとしてインターネットを作っていきたい」そう思っている人ならば誰でも楽しめるお祭りです。

はい。 というわけで、YAPCはいい感じのイベントなのです!

開催企画 その1 「YAPC座談会」

f:id:kfly8:20190104150732p:plain:w500

YAPC::Japanは、2016年にリブート後、北海道、大阪、福岡、そして沖縄と、日本を北から南まで横断し、東京に帰ってきました。 YAPCトークは最近の技術の話題が多いですが、ここでは各地域での開催をふりかえり、各地のYAPCの運営メンバーに赤裸々に話をしてもらいます。 パネルディスカッションではありますが、参加者からの質問や意見も受け付ける、オープンスタイルでの開催を予定し、 初心者から上級者でも全員が楽しめる、そんなセッションになるかと思います。 2019年、新元号を迎える日本で、YAPCがどのようにアップデートされていくのか、パネリストの皆さんとともに、一緒に考え、行動のキッカケになればと思っています!

開催企画 その2 「前夜祭: LTソン presented by 吉祥寺pm」

YAPC::Tokyoの前日同会場にて前夜祭を行います。 今回はその企画として、ライトニングトーク(LT)を絶え間なく連続して行う「LTソン」(≒LTマラソン)を開催します。超濃密な時間をお楽しみいただけると思います。

  • 人前でトークをしたことがない
  • トークが落選した/応募が間に合わなかった
  • どの勉強会で発表したら良いか分からないネタがある
  • 会場に知り合いがいないから会話するきっかけが欲しい
  • とにかく、とにかくみんなの前で喋りたいことがある
  • 吉祥寺.pmが大好きだ

といった人に発表をしてもらえればと思っています。 このLTソンを通して、YAPCに限らない、エンジニアたちの交流のキッカケになればと思っています。

この企画は吉祥寺pmMagnoliaにご協力いただき、実現できます。ありがとうございます! 前夜祭のチケットはすでに販売中ですので、ぜひお申し込みいただければと思います。 LT登壇の応募は改めてアナウンスをする予定ですのでお楽しみに!

関連エントリー:

blog.yapcjapan.org

開催企画 その3

f:id:kfly8:20190104145327j:plain:w200f:id:kfly8:20190104145614p:plain:w200f:id:kfly8:20190104145708p:plain:w200

ゲストスピーカーに、松野 徳大氏、広木 大地氏、onk氏をお呼びしています。

松野氏は、Amon2、Minilla、Furl などのCPANモジュールを開発された世界でも有数のCPAN Authorです。現在は、LINE Ads Platform にてエンジニアリングマネージャーとして活躍されており、YAPC::Tokyoの締めくくりとなるキーノートをお話していただきます。

広木氏は、2018年3月に発売依頼、非常に多くの反響を集めている「エンジニアリング組織論への招待」の著者です。それ以前には、Perl徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus) 「大規模システム設計のツボ」寄稿など、エンジニアとしても活躍されています。

onk氏は、Rubyist として活躍され、現在はPerlの会社で働いています。話によると、PerlプロダクトにRake、Active Record などRubyを混入するのに成功したそうです:D 適材適所で複数言語を運用している点などについてお話していただきます。

他にも多数のトークがあり、YAPC::Tokyoでしか聞けない濃いお話が聞けます。 なお、詳しくはトーク一覧タイムテーブル および id:papix のインタビュー企画 トーク紹介連載をご覧いただければと思います。

関連エントリー:

blog.yapcjapan.org


はい!というわけで、YAPCの魅力を紹介してみました。 「YAPC参加してみたいかも」と思った方はぜひこちらからチケットを購入くださいませ。 学生の方は無料です。学生がYAPCを楽しむ方法は同じく学生の id:anatofuzまとめてくれました また「本編、前夜祭、懇親会、どのチケットを買えば良いのかわからない!」なんていう方は、チケット購入必勝法 エントリーをご覧いただければと思います。

サイズ指定可能なTシャツは、1/6(日) で販売終了ですので、忘れないうちにお早めにどうぞ!
1/6(日)以降もチケット販売はしますが, Tシャツのサイズは指定出来ませんので、ご注意くださいませ。

年明け早々のイベントです! 心と体とプレゼンの準備を整えておいてもらえればと思います!

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第11回: しんぺいさん〜

こんにちは, id:papix です. 「あなたの注目トーク, 教えて!」も第11回目, そして今年最後の更新です!!!

さて, 昨日は遂に自分の注目トークをご紹介することになりました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, id:nkgt_chkonk さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

自称ミュージシャンのしんぺい a.k.a. 猫型蓄音機( id:nkgt_chkonk )です。みんなからはしんぺいさんと呼ばれることが多いです。自称ミュージシャンですが音楽で食っていけてないので自称です。Classiというサービスを提供しているClassiというEduTech企業でソフトウェア・エンジニアとして糊口をしのいでいます。好きな言語はPerlScala、仕事ではRubyJavaScriptを書くことが多いですが、SRE的な活動も行なっています。buildersconやYAPCで結構登壇させていただいていて、複雑なJavaScriptアプリケーションに立ち向かうためのアーキテクチャというトークで2017年buildersconのベストトーク賞第3位をいただけたのは良い思い出です。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

ログにやさしいDB設計 by fist0さん

ログにやさしいDB設計

ログって、どうしてもおざなりにしがちだったり、話題に上らないまま「なんとなく」運用されがちだったりする部分だと思います。出るべきログが出ていなかったり、ログの出方がよくないせいでうまく活用できなかったり、「ただとってるだけ」になってしまったり……。一方で、ログがダメだととにかくシステム運用のコストが跳ね上がります。それだけではなく、いわゆる「ビジネスメトリクス」もうまくとることができず、ビジネス上の課題も「勘」で向き合うことになったりしがちです。重要でありながら、あまり議論の俎上に上がらないこのログというものについて、実際の現場での知見を大放出してくださるそうなので、とても楽しみにしています。

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと by papixさん

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

この記事のインタビュアーでもあるpapixさんのトークですね。よく「開発者が足りない」というような声を聞くことがありますが、実はボトルネックになっているのは「開発者の頭数」ではなくて意思決定プロセスだったりチームとしての動き方だったりする、というのはほんとうによくある話です。ぼく自身、「どのような課題に自分たちは取り組んでいるのか」を全員が認識し、高いオーナーシップと高いプロフェッショナルなスキルを惜しみなく全員が発揮できるようなチームの状態になっていると、少ない人数でものすごい勢いで課題が解決していく様を経験したことがあります。一方で、そのようにうまく回っていないチームでは人数がどれだけ増えても課題がなかなか解決せずに苦しい思いをする、そんな経験もしたことがあります。チームがうまく機能するためにどうすればいいのかにはおそらく決定的な方法はなく、様々なケースを知ることがその助けになるのではないかと思っているのですが、このトークではその「様々なケース」にあたるうちのひとつを聞けるのではないかと楽しみにしています。

WebVRで作品を作って展示しよう by hitode909さん

WebVRで作品を作って展示しよう

本業であるミュージシャン業と、職業であるソフトウェア・エンジニア業を両方生かした表現ができたらおもしろいかもしれない、という気持ちをぼくは薄ぼんやりと持っているのですが、今面白い表現といったらVRを始めとしたxR技術ではないでしょうか。とくにぼくはソフトウェア・エンジニアリングの中でもweb系の技術をメインとして活動しているので、webの技術とVRの技術を繋ぐ話には非常に興味があり、なにかあたらしい「おもしろいこと」のきっかけをもらえるのではないかと非常に楽しみにしているトークです。

ところで, 「綱渡りバッチ脱出大作戦」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

わたしは今まではソフトウェアの設計について発表をすることが多かったため、「設計のひと」というように見られがちです。ですが、「設計だけで食っていく」というのはソフトウェア・エンジニアとしてはたぶんあまりないパターンだと思っており、わたし自身も「設計だけで食ってる」わけではなく、普段の業務の中で身につけてきた一番大きな能力がたまたま設計に関する能力だったから設計について話すことが多かった、というだけで、自分としてはべつに「設計のひと」っていうわけでもないんだけどな〜、という思いがありました。

今回は、実際の業務でやってきた改善の中で、最近一番大きかったものについて、「問題意識の共有」から始めて自分がどのようなことを考え、どのような案を出し、どのような案を最終的に選択したのかという生々しい事例を発表させていただきます。インフラ設計が絡むため、結局のところ設計力を生かした仕事ではあったのですが、それでも「しんぺいさんの新機軸」という感じのトークができるのがとても嬉しいです。面白いトークにするので、ぜひ聴きにきてください!えっ!?まだチケットを買っていないだって!?!?!?!チケット購入必勝法を確認の上、passmarketでチケットを今すぐゲットだぜ!

ありがとうございました!

id:nkgt_chkonk さん, ありがとうございました!

当日発表頂く「綱渡りバッチ脱出大作戦」ですが, そういえば先日様々な事情があってバッチサーバを置き換える, というオペレーションをしましたが, 綱渡り... とまではいかないものの, バッチ特有のアレコレで, 非常に冷や汗をかきながらオペレーションをすることになったのを思い出しました. そうなってしまった状況をうまく改善していきたい! と思っていたので, しんぺいさんのトークからはいろいろヒントが得られるんじゃないか! と楽しみにしています.

...さて, しんぺいさんからもご紹介頂いたように, 「YAPC::Tokyo 2019」で「どのチケット買えばいいの...?」という方向けの, 必勝法エントリを公開しています!

blog.yapcjapan.org

「参加したい!」と思った方は, 上記エントリをご確認頂き, パスマーケットよりチケットをご購入ください!!!!!!

passmarket.yahoo.co.jp

...それでは皆さん, よいお年を!!!!! そして2019年もJapan Perl Associationと「YAPC::Tokyo 2019」をよろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!

【YAPC::Tokyo】チケット購入必勝法

こんにちは, id:papix です. 年末が近づき, 「YAPC::Toyo 2019」もすぐそこまで迫ってきました. 登壇される方はそろそろ資料の準備を始められているのでしょうか(僕も登壇しますがまだ一切準備出来ていません...).

チケット購入必勝法

...さて, 今回の「YAPC::Tokyo 2019」は, 大きく分けて3つのイベントがあります. それは「前夜祭」, 「カンファレンス本編」, そして「懇親会」です. 「どのチケットがあればいいの?」, 「スピーカーはどれに参加出来る?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので, 「チケット購入必勝法」として, どのチケットを買う必要があるかについてご紹介しようと思います.

前夜祭

2019年1月25日(金)に, 「YAPC::Tokyo 2019」の前夜祭を開催します. 前夜祭の参加費については無料となっておりますが, 後述の対象者の皆様は, 人数確認のため無料のチケットをパスマーケットでご購入頂く必要がございます.

前夜祭については, YAPC::Tokyoがご招待したゲストの皆様及び登壇者の皆様はチケットの購入は不要です. 受付にて, ゲストないし登壇者である旨申し出て頂くと参加頂くことができます.

一方, スポンサーチケットをお持ちの皆様, 個人スポンサーの皆様, カンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様については, 前述の通り人数確認のため, 無料で販売しておりますチケットの購入をお願いしております. 参加を希望される方は, 下記ページより予めチケットの購入をお願いいたします.

passmarket.yahoo.co.jp

カンファレンス本編

2019年1月26日(土)に開催する, 「YAPC::Tokyo 2019」のカンファレンス本編です.

こちらについては, ゲスト/登壇者の皆様及び個人スポンサーの皆様は, 別途チケットを購入する必要はありません. 当日受付にて, ゲストないし登壇者である旨お申し出ください. また, 「YAPC::Tokyo」にスポンサー頂いた企業よりスポンサーチケットを配布された方は, スポンサーチケットでの入場が可能です.

上記を満たさない方につきましては, 下記ページよりカンファレンス本編のチケットを購入の上, ご参加頂く必要があります.

passmarket.yahoo.co.jp

懇親会

YAPC::Tokyo」カンファレンス本編終了後, 同会場にて懇親会を実施します.

懇親会については, YAPC::Tokyoがご招待したゲストの皆様, 登壇者の皆様, 及びスポンサーチケットをお持ちの皆様については, 申し込みは不要となっています. 個人スポンサーの皆様及びカンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様につきましては, 別途懇親会のチケットをご購入頂く必要があります.

学生の皆様につきましては参加費は無料となりますが, その場合も学生用の無料チケットを予めご購入ください. チケットの購入は下記ページからお願いいたします.

passmarket.yahoo.co.jp

まとめ

  • YAPC::Tokyo 2019」では, 大きくわけて「前夜祭のチケット」, 「カンファレンス本編のチケット」, 「懇親会のチケット」があります
  • ゲストの皆様, 登壇者の皆様は, 別途「前夜祭のチケット」及び「懇親会のチケット」を購入頂く必要はございません
  • 個人スポンサーの皆様, カンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様については,
    • 前夜祭への参加を希望される方は「前夜祭のチケット」を別途ご購入ください
    • 懇親会への参加を希望される方は「懇親会のチケット」を別途ご購入ください
  • スポンサーチケットをお持ちの方は, 「カンファレンス本編のチケット」及び「懇親会のチケット」を購入頂く必要はございません
    • 前夜祭への参加を希望される方は「前夜祭のチケット」のみを別途ご購入ください

チケットについて疑問や質問がある場合, Twitter@yapcjapanアカウント, もしくはお近くのYAPC::Tokyoのスタッフまでお声がけください!

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第10回: papix〜

id:papix です. ひとまずこの連載企画は年末年始はお休みする予定なので, 今年分の更新は今日と明日の2日の予定です. よろしくおねがいします. さて, 昨日はmakamakaさんに注目トークを教えて頂きました.

blog.yapcjapan.org

そして今日は... わたしです.

簡単な自己紹介をお願いします!

...というわけで id:papix です. 株式会社はてなPerlを書いて, はてなブログの開発をしています. 「YAPC::Tokyo 2019」は主にブログなどの広報面を担当しています.

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

自前運用のZabbixからマネージド監視サービスMackerelへ - ソーシャルゲームタイトルのサーバ監視の移行事例

自前運用のZabbixからマネージド監視サービスMackerelへ - ソーシャルゲームタイトルのサーバ監視の移行事例

ZabbixからMackerelへの移行事例について聞けるようです. 自分自身, 今の会社でMackerelはバリバリ使っていますし, 前職時代もまさにZabbixからMackerelの移行を進めたりしていたので, 他社ではその移行をどのように進めて, どこに課題があって, どう解決したのか... という話題は非常に興味があります.

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する」だと, 真っ先にApp::PRTのことが思い浮かびます.

metacpan.org

一方でこういった領域はPerlの弱いところだと思っていて, 最近の言語だとイケている仕組みが備わっていたりするので, 少し悔しさ(?)みたいなものを感じていました. なので, その辺りの課題意識とその解決策にはとても関心があります. id:mackee_w さんのPerl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編共々, 楽しみにしているトークです.

WebVRで作品を作って展示しよう

WebVRで作品を作って展示しよう

最後はこれ. YAPC::JapanはこれまでのYAPC::Asiaの流れを汲み, Perlを主軸としつつその周辺も網羅するカンファレンス, になってきていますが, まさかWebVRについての発表を聞けるとは...! まさにYAPC::Japanの醍醐味と言えますね.

アジェンダには, 「これまでに作ったものを交えながら紹介」と書かれているので, これからますます注目度が高まるVRをWebで実現するWebVRについて, 実際に会場で体験しながら(?), 学んでいくことができそうで, 非常にワクワクしますね!

ところで「チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

これもまた, 「Perlを主軸としつつその周辺も網羅」するトークなのかなー, と思っています. 実は今年の春頃と秋頃に, Kichijoji.pmでスクラムの話をしたのですが, 様々な反響を頂けたこと, また2回発表してその間にいろいろな変化があって, 自分自身気づきが多かったので, その総集編的なお話をする予定です.

スクラムマスターとしての講習をきちんと受けたことのないエンジニアが, 徒手空拳で(?)スクラムマスターにチャレンジするのは若干の無謀さを感じますが, とはいえ試行錯誤しつつ, チームは少しずつ前進してきているように思います. 飾らずに, これまでの経緯と今の様子をストレートに伝えることで, 他山の石(?)にしてもらえたら... と思っています.

いかがでしたか?

...というわけで, 個人的に注目しているトークをご紹介しました! 年末年始はこの連載企画の更新は一時休止しますが, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットは年中無休で販売中です! Perlだけに限らず, MackerelやWebVRなど, 様々な話題が聞ける「YAPC::Tokyo 2019」, 皆様のご参加, お待ちしております!

passmarket.yahoo.co.jp