YAPC::Japan 運営ブログ

YAPC::Japan各開催地の情報などをまとめていきます。

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第11回: しんぺいさん〜

こんにちは, id:papix です. 「あなたの注目トーク, 教えて!」も第11回目, そして今年最後の更新です!!!

さて, 昨日は遂に自分の注目トークをご紹介することになりました.

blog.yapcjapan.org

今日の担当は, id:nkgt_chkonk さんです. よろしくおねがいします!

簡単な自己紹介をお願いします!

自称ミュージシャンのしんぺい a.k.a. 猫型蓄音機( id:nkgt_chkonk )です。みんなからはしんぺいさんと呼ばれることが多いです。自称ミュージシャンですが音楽で食っていけてないので自称です。Classiというサービスを提供しているClassiというEduTech企業でソフトウェア・エンジニアとして糊口をしのいでいます。好きな言語はPerlScala、仕事ではRubyJavaScriptを書くことが多いですが、SRE的な活動も行なっています。buildersconやYAPCで結構登壇させていただいていて、複雑なJavaScriptアプリケーションに立ち向かうためのアーキテクチャというトークで2017年buildersconのベストトーク賞第3位をいただけたのは良い思い出です。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

ログにやさしいDB設計 by fist0さん

ログにやさしいDB設計

ログって、どうしてもおざなりにしがちだったり、話題に上らないまま「なんとなく」運用されがちだったりする部分だと思います。出るべきログが出ていなかったり、ログの出方がよくないせいでうまく活用できなかったり、「ただとってるだけ」になってしまったり……。一方で、ログがダメだととにかくシステム運用のコストが跳ね上がります。それだけではなく、いわゆる「ビジネスメトリクス」もうまくとることができず、ビジネス上の課題も「勘」で向き合うことになったりしがちです。重要でありながら、あまり議論の俎上に上がらないこのログというものについて、実際の現場での知見を大放出してくださるそうなので、とても楽しみにしています。

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと by papixさん

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと

この記事のインタビュアーでもあるpapixさんのトークですね。よく「開発者が足りない」というような声を聞くことがありますが、実はボトルネックになっているのは「開発者の頭数」ではなくて意思決定プロセスだったりチームとしての動き方だったりする、というのはほんとうによくある話です。ぼく自身、「どのような課題に自分たちは取り組んでいるのか」を全員が認識し、高いオーナーシップと高いプロフェッショナルなスキルを惜しみなく全員が発揮できるようなチームの状態になっていると、少ない人数でものすごい勢いで課題が解決していく様を経験したことがあります。一方で、そのようにうまく回っていないチームでは人数がどれだけ増えても課題がなかなか解決せずに苦しい思いをする、そんな経験もしたことがあります。チームがうまく機能するためにどうすればいいのかにはおそらく決定的な方法はなく、様々なケースを知ることがその助けになるのではないかと思っているのですが、このトークではその「様々なケース」にあたるうちのひとつを聞けるのではないかと楽しみにしています。

WebVRで作品を作って展示しよう by hitode909さん

WebVRで作品を作って展示しよう

本業であるミュージシャン業と、職業であるソフトウェア・エンジニア業を両方生かした表現ができたらおもしろいかもしれない、という気持ちをぼくは薄ぼんやりと持っているのですが、今面白い表現といったらVRを始めとしたxR技術ではないでしょうか。とくにぼくはソフトウェア・エンジニアリングの中でもweb系の技術をメインとして活動しているので、webの技術とVRの技術を繋ぐ話には非常に興味があり、なにかあたらしい「おもしろいこと」のきっかけをもらえるのではないかと非常に楽しみにしているトークです。

ところで, 「綱渡りバッチ脱出大作戦」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

わたしは今まではソフトウェアの設計について発表をすることが多かったため、「設計のひと」というように見られがちです。ですが、「設計だけで食っていく」というのはソフトウェア・エンジニアとしてはたぶんあまりないパターンだと思っており、わたし自身も「設計だけで食ってる」わけではなく、普段の業務の中で身につけてきた一番大きな能力がたまたま設計に関する能力だったから設計について話すことが多かった、というだけで、自分としてはべつに「設計のひと」っていうわけでもないんだけどな〜、という思いがありました。

今回は、実際の業務でやってきた改善の中で、最近一番大きかったものについて、「問題意識の共有」から始めて自分がどのようなことを考え、どのような案を出し、どのような案を最終的に選択したのかという生々しい事例を発表させていただきます。インフラ設計が絡むため、結局のところ設計力を生かした仕事ではあったのですが、それでも「しんぺいさんの新機軸」という感じのトークができるのがとても嬉しいです。面白いトークにするので、ぜひ聴きにきてください!えっ!?まだチケットを買っていないだって!?!?!?!チケット購入必勝法を確認の上、passmarketでチケットを今すぐゲットだぜ!

ありがとうございました!

id:nkgt_chkonk さん, ありがとうございました!

当日発表頂く「綱渡りバッチ脱出大作戦」ですが, そういえば先日様々な事情があってバッチサーバを置き換える, というオペレーションをしましたが, 綱渡り... とまではいかないものの, バッチ特有のアレコレで, 非常に冷や汗をかきながらオペレーションをすることになったのを思い出しました. そうなってしまった状況をうまく改善していきたい! と思っていたので, しんぺいさんのトークからはいろいろヒントが得られるんじゃないか! と楽しみにしています.

...さて, しんぺいさんからもご紹介頂いたように, 「YAPC::Tokyo 2019」で「どのチケット買えばいいの...?」という方向けの, 必勝法エントリを公開しています!

blog.yapcjapan.org

「参加したい!」と思った方は, 上記エントリをご確認頂き, パスマーケットよりチケットをご購入ください!!!!!!

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...それでは皆さん, よいお年を!!!!! そして2019年もJapan Perl Associationと「YAPC::Tokyo 2019」をよろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!

【YAPC::Tokyo】チケット購入必勝法

こんにちは, id:papix です. 年末が近づき, 「YAPC::Toyo 2019」もすぐそこまで迫ってきました. 登壇される方はそろそろ資料の準備を始められているのでしょうか(僕も登壇しますがまだ一切準備出来ていません...).

チケット購入必勝法

...さて, 今回の「YAPC::Tokyo 2019」は, 大きく分けて3つのイベントがあります. それは「前夜祭」, 「カンファレンス本編」, そして「懇親会」です. 「どのチケットがあればいいの?」, 「スピーカーはどれに参加出来る?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので, 「チケット購入必勝法」として, どのチケットを買う必要があるかについてご紹介しようと思います.

前夜祭

2019年1月25日(金)に, 「YAPC::Tokyo 2019」の前夜祭を開催します. 前夜祭の参加費については無料となっておりますが, 後述の対象者の皆様は, 人数確認のため無料のチケットをパスマーケットでご購入頂く必要がございます.

前夜祭については, YAPC::Tokyoがご招待したゲストの皆様及び登壇者の皆様はチケットの購入は不要です. 受付にて, ゲストないし登壇者である旨申し出て頂くと参加頂くことができます.

一方, スポンサーチケットをお持ちの皆様, 個人スポンサーの皆様, カンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様については, 前述の通り人数確認のため, 無料で販売しておりますチケットの購入をお願いしております. 参加を希望される方は, 下記ページより予めチケットの購入をお願いいたします.

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カンファレンス本編

2019年1月26日(土)に開催する, 「YAPC::Tokyo 2019」のカンファレンス本編です.

こちらについては, ゲスト/登壇者の皆様及び個人スポンサーの皆様は, 別途チケットを購入する必要はありません. 当日受付にて, ゲストないし登壇者である旨お申し出ください. また, 「YAPC::Tokyo」にスポンサー頂いた企業よりスポンサーチケットを配布された方は, スポンサーチケットでの入場が可能です.

上記を満たさない方につきましては, 下記ページよりカンファレンス本編のチケットを購入の上, ご参加頂く必要があります.

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懇親会

YAPC::Tokyo」カンファレンス本編終了後, 同会場にて懇親会を実施します.

懇親会については, YAPC::Tokyoがご招待したゲストの皆様, 登壇者の皆様, 及びスポンサーチケットをお持ちの皆様については, 申し込みは不要となっています. 個人スポンサーの皆様及びカンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様につきましては, 別途懇親会のチケットをご購入頂く必要があります.

学生の皆様につきましては参加費は無料となりますが, その場合も学生用の無料チケットを予めご購入ください. チケットの購入は下記ページからお願いいたします.

passmarket.yahoo.co.jp

まとめ

  • YAPC::Tokyo 2019」では, 大きくわけて「前夜祭のチケット」, 「カンファレンス本編のチケット」, 「懇親会のチケット」があります
  • ゲストの皆様, 登壇者の皆様は, 別途「前夜祭のチケット」及び「懇親会のチケット」を購入頂く必要はございません
  • 個人スポンサーの皆様, カンファレンス本編のチケット(一般チケット/学生チケット)をお持ちの皆様については,
    • 前夜祭への参加を希望される方は「前夜祭のチケット」を別途ご購入ください
    • 懇親会への参加を希望される方は「懇親会のチケット」を別途ご購入ください
  • スポンサーチケットをお持ちの方は, 「カンファレンス本編のチケット」及び「懇親会のチケット」を購入頂く必要はございません
    • 前夜祭への参加を希望される方は「前夜祭のチケット」のみを別途ご購入ください

チケットについて疑問や質問がある場合, Twitter@yapcjapanアカウント, もしくはお近くのYAPC::Tokyoのスタッフまでお声がけください!

【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第10回: papix〜

id:papix です. ひとまずこの連載企画は年末年始はお休みする予定なので, 今年分の更新は今日と明日の2日の予定です. よろしくおねがいします. さて, 昨日はmakamakaさんに注目トークを教えて頂きました.

blog.yapcjapan.org

そして今日は... わたしです.

簡単な自己紹介をお願いします!

...というわけで id:papix です. 株式会社はてなPerlを書いて, はてなブログの開発をしています. 「YAPC::Tokyo 2019」は主にブログなどの広報面を担当しています.

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

自前運用のZabbixからマネージド監視サービスMackerelへ - ソーシャルゲームタイトルのサーバ監視の移行事例

自前運用のZabbixからマネージド監視サービスMackerelへ - ソーシャルゲームタイトルのサーバ監視の移行事例

ZabbixからMackerelへの移行事例について聞けるようです. 自分自身, 今の会社でMackerelはバリバリ使っていますし, 前職時代もまさにZabbixからMackerelの移行を進めたりしていたので, 他社ではその移行をどのように進めて, どこに課題があって, どう解決したのか... という話題は非常に興味があります.

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

PerlプログラムでPerlプログラムを修正する」だと, 真っ先にApp::PRTのことが思い浮かびます.

metacpan.org

一方でこういった領域はPerlの弱いところだと思っていて, 最近の言語だとイケている仕組みが備わっていたりするので, 少し悔しさ(?)みたいなものを感じていました. なので, その辺りの課題意識とその解決策にはとても関心があります. id:mackee_w さんのPerl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編共々, 楽しみにしているトークです.

WebVRで作品を作って展示しよう

WebVRで作品を作って展示しよう

最後はこれ. YAPC::JapanはこれまでのYAPC::Asiaの流れを汲み, Perlを主軸としつつその周辺も網羅するカンファレンス, になってきていますが, まさかWebVRについての発表を聞けるとは...! まさにYAPC::Japanの醍醐味と言えますね.

アジェンダには, 「これまでに作ったものを交えながら紹介」と書かれているので, これからますます注目度が高まるVRをWebで実現するWebVRについて, 実際に会場で体験しながら(?), 学んでいくことができそうで, 非常にワクワクしますね!

ところで「チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

これもまた, 「Perlを主軸としつつその周辺も網羅」するトークなのかなー, と思っています. 実は今年の春頃と秋頃に, Kichijoji.pmでスクラムの話をしたのですが, 様々な反響を頂けたこと, また2回発表してその間にいろいろな変化があって, 自分自身気づきが多かったので, その総集編的なお話をする予定です.

スクラムマスターとしての講習をきちんと受けたことのないエンジニアが, 徒手空拳で(?)スクラムマスターにチャレンジするのは若干の無謀さを感じますが, とはいえ試行錯誤しつつ, チームは少しずつ前進してきているように思います. 飾らずに, これまでの経緯と今の様子をストレートに伝えることで, 他山の石(?)にしてもらえたら... と思っています.

いかがでしたか?

...というわけで, 個人的に注目しているトークをご紹介しました! 年末年始はこの連載企画の更新は一時休止しますが, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットは年中無休で販売中です! Perlだけに限らず, MackerelやWebVRなど, 様々な話題が聞ける「YAPC::Tokyo 2019」, 皆様のご参加, お待ちしております!

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【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第9回: makamakaさん〜

id:papix です. クリスマスも終わっていよいよ年末ですね. そして年が明けて2019年になればいよいよ「YAPC::Tokyo 2019」. というわけで今日も注目トーク, 教えて頂いちゃいます.

昨日は, id:anatofuz さんに注目トークを教えていただきました.

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今日は, @maka2_donzoko さんです. よろしくおねがいします.

簡単な自己紹介をお願いします!

Perlと言えば、何といっても豊富なCPANモジュールが素晴らしいですよね。そしてCPANモジュールの 愛され名前空間 といえば……そう、Acme です! Acmeの「あ」は「愛され名前空間の『あ』」です。って私がいま考えたので、広めて良いですよ? そのAcmeモジュールを全て紹介するPerl同人誌『Acme大全』を毎年発行している makamaka と申します。

ながらく個人スポンサーチケットを購入してきたのですが、今回忙しさにかまけてチェックを怠っていたため、買い忘れてしまいました……(悲) でもまだ一般チケットが販売されているおかげで私もYAPCに参加できます! 売っててよかった YAPC のチケット。 売っててよかった YAPC のチケット。

あ、あと私は科学的発光棒を配ってまわるという趣味もありますので、会場で見かけたらよろしくね!

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

どのトークも本当に魅力的で、注目トークを3つに絞るのは難しいですね。なので(これを書いている時点で)これまでの紹介と被らないものをおすすめしたいと思います。

ログにやさしいDB設計

ログにやさしいDB設計

サービスを運用するにあたって避けては通れないログ取り。設計が上手くいかず、あとで泣きをみた経験を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?(私もです。)

こちらのトークでは、ログフレンドリーなDB設計に関して、実際のサービス開発で改善していった過程と現時点での到達点をお話しされるそうです。 具体的にどのようにしてベストな解に至ったのかという軌跡まで含めてお話が聞けるならとても興味深いです。

CPAN Module Hacks

CPAN Module Hacks

CPANモジュールの便利さは言うまでもないことですが、その管理は難しいです。個人や組織でそれぞれのノウハウがあることでしょう。こちらのトークでは「CPANモジュールの作成から公開、そして管理まで」お話をされるそうです。

「metacpanの歩き方」や「cpanfile.snapshotの生成に立ち向かう」などワクワクする項目が目白押しで、否が応でも注目してしまいます!

Lightning Talks / LTソン presented by Kichijoji.pm

本編のトークじゃないじゃないか! とお叱りを受けそうですが、まーよいでしょう?

YAPC(に限らないとは思いますが)の 花 LT は見所です。 ドラが鳴るまでの5分間に込めた各自の思いが炸裂! 涙あり、笑いあり、感動あり! のドラマが待っています! ドラだけに!

そしてそして、今回はなんと 前夜祭 で LTソン があるというじゃないですか! LTソン、知ってますか? なんかマラソンみたいに延々と LT するんですよ。まんまですね。 LTソンといえば、涙あり、笑いあり、感動(中略)待っています!

そんな感じで絶対おすすめです。 ……ここまで書いて気づいたのですが、LTってClosingまでいるとほぼ確実に観られるので、おすすめもへったくれもなかったですね!

ありがとうございました!

makamakaさん, ありがとうございました! Lightning TalksやLTソンをご紹介頂いたのは, makamakaさんらしい(?)視点ですね. makamakaさんのLT, 今年も楽しみにしています!

...さて, そんな「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだ発売中です. 前夜祭のチケットも近日公開予定なので, もう少々お待ち下さい!

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【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第8回: anatofuzさん〜

id:papix です. 「YAPC::Tokyo 2019」に向けた連載企画, 「あなたの注目トーク, 教えて!」ですが毎日更新目指してモリモリ企画を進めております. どの方に注目トークを教えて頂けるのか, これもまた楽しみにして頂けると幸いです! (書いてもいいヨ! という方は id:papix までお声がけください!!)

さて, 前回は id:magnoliak さんに注目トークを教えて頂きました.

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今回は, id:anatofuz さんです! よろしくおねがいします.

簡単な自己紹介をお願いします!

id:anatofuzです. インターネットではユーザー名のアナグラと呼ばれることが多いです.

YAPC::JapanにはKansaiから参加し, Okinawaではスタッフをしました.

普段は沖縄で大学生をしながらPerl入学式in沖縄をしたり, Okinawa.pmに参加したり, MoarVMを改造したりしています.

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

YAPC::Tokyoのトークは正直どれも見たいので,3トラック分同時に見るために分身したい気持ちが高まりますね...!!

型にはまらない型の話

型にはまらない型の話

基本型が無い様に扱えるPerlですが, 信頼性の高い処理やwebアプリケーションを書くに辺り, 動的な型制約が欲しくなる時があります. この際にはPerlにおけるスカラ型などが, 実際にはどの様な構成になっているのかを考えたり, Perlで型システムを構成する際に必要な処理などの知見が必要となります. またPerl6(Rakudo)には型システムが導入されています. 僕はPerlという言語が好きなので, Perlにおける型がどの様になっているのか, そしてPerl6の型システムは本当に良いものなのか非常に気になります.

Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編

Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編

まこぴー(id:mackee_w) さんのトークです. Perlにおける静的解析ではCompiler::ParserやCompiler::Lexerを使ったアプローチなども存在しますが, このモジュール作成などが非常に難易度が高い事で知られています.

今回はPPRを利用した状態での静的解析を「平和」に行うアプローチの模様で 一体静的解析における平和とは一体何なのか, 静的解析しやすいPerlプログラムが,どんな書き方になるのか非常に気になります.

CPAN Module Hacks

CPAN Module Hacks

Perlと言えばCPANが連想されるほど, Perlと密接に紐付いているCPANですが, そのCPANモジュールの作成方法や管理方法などのトークです. search.cpan.orgがShut Downnされ, CPANに上げられたモジュールをwebから確認するには, metacpanからに統一されました.

このトークでは, metacpanの歩き方から, モダンなパッケージ管理ツールであるCartonやApp::cpmを利用したパッケージ管理についても解説していただける様です. 歴史があるCPANモジュールですが, 今後も新たなモジュールを追加や, 人のモジュールにPull-Requestを送る際のモダンなHowToについて知見が得られそうです.

ところで, 「レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜」というタイトルで登壇予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜

このトークは僕の趣味の「昔のPerlをビルドする」について,技術的な側面からお話する予定です. 枠が20分なので, 1バージョン3分くらいの勢いになりそうなので, 個人的にはタイムアタック感があります.

YAPC::Tokyoの中では唯一の「明日の役に立つか解らないが自慢してみたくなる」トリビア的なトークにしようと思っていますので, 皆さん肩の力を抜いてお越しいただけると幸いです.

ありがとうございました!

id:anatofuz さん, ありがとうございました! 当日発表される「レガシーPerlビルド 〜現代に蘇るPerl[1..5].0とPerl6〜」は, 以前Roppongi.pm #1Perl 1.0から6までの発表をされていましたが, 様々な努力でビルドを実現していて凄まじい, と思った記憶があります. 個人的にも要注目です!

さて, 「YAPC::Tokyo 2019」のチケットはまだまだ発売中です. この機会に是非! 購入して, Perlだけでなく様々なネタが繰り広げられる「YAPC::Tokyo 2019」を楽しんでいただければと思います!

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【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第7回: magnoliakさん〜

こんにちは, id:papix です. 「あなたの注目トーク, 教えて!」もいよいよ第7回. 前回は, id:onk さんに注目トークを教えて頂きました!

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そして第7回は, 前夜祭の「LTソン presented by 吉祥寺.pm」を担当頂く, id:magnoliak さんにお答え頂きました!

簡単な自己紹介をお願いします!

Magnolia.Kです。吉祥寺.pmというテックイベントを定期的に開催しています。4年ほどやっていますが、pmとついているくらいなのでPerl界隈の人も多数参加するし、Perl界隈以外の人もたくさん参加するという、ごった煮感溢れるイベントになっています。

今回のYAPC::Tokyo 2019では、前夜祭で「LTソン presented by 吉祥寺.pm」を開催しますので、皆さん本編だけでなく、前夜祭にもぜひ来て下さいね。

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YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

今回はぱっと見て「Perl」がタイトルに入っているPerlに特化したトークが多く採択された印象がありますが、まずは皆さんにご理解していただきたいのは…タイトルにまどわされないで!ということです。

YAPCトーク内容は「自分が直面した問題とどうやって向き合い、それをどう乗り越えていったか?」という普遍性のある話が多いので、トークに応募された方が書かれたCFP(Call for papers)をじっくり読んで、「この登壇者が向き合った問題は何か?」というところに思いを馳せて実際に見るトークを選んでもらえれば、と思います。

Perlを今書いてないから…という理由で避けてしまうと、とてももったいないって思うので、ぜひCFPから登壇者のメッセージを感じて欲しいですね。

そんなCFPの内容から、「これはどう問題を向き合ったのか?」という視点で自分が気になったトークを3つ挙げると…

レガシーPerlと、Perlのこれから

レガシーPerlと、Perlのこれから

最近では新規のプロジェクトにPerlが使われることも少なくなってきたかもしれませんが、古いPerlのコードがこれまで「価値」を提供してきた事実は変わらないですし、そうそう簡単に捨て去ることはできません。そしてどんな言語で書かれたコードでも、時代とともに古くなっていくし、環境を変えて行く必要があります。

このトークではDockerやクラウドというキーワードが有るので、どうやってレガシーなPerlのコードが生き残って、価値を提供し続けるか?というところをぜひ聴きたいですね。

Perl to Go

Perl to Go

Perl界隈では、Goへ移行する例をよく聴きますが、このトークでは「Perl と Go の相違点や類似点を交えながら」というキーワードが挙げられています。これまで自分が慣れ親しんできた言語から、別の言語へ移る時に、全部捨てるわけじゃなくて、それなりの連続性が必ず有るはずで、ぜひその「連続性とは?」みたいなところを聴いてみたいですね。

ISUCON8予選問題作成の裏側

ISUCON8予選問題作成の裏側

そして最後はこれ。

これはもうISUCON8というWebアプリケーションエンジニアの一大イベントの裏側なので、たくさんの学びが有ると思います。あれだけの複雑なアプリケーションと、ベンチマークの仕組みを、たった一回のイベントのために作り上げていくわけですから、きっと裏ではたくさんの苦労が有ったかと思います。そして、その苦労はきっとプロダクションレベルのアプリケーションを書く上でも役に立つと思うんですよね(そうでなかったら、あんなにたくさんの人がISUCONに参加するわけないし)。

ありがとうございました!

id:magnoliak さん, ありがとうございました! 前夜祭については現在準備中で, 近日中に詳細など発表予定です. 参加頂くには本編のチケットも必要となりますので, まだ手元にチケットのない方はこの機会に是非! お買い求め頂けると幸いです.

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【YAPC::Tokyo連載企画】あなたの注目トーク, 教えて! 〜第6回: onkさん〜

id:papix です. 日替わり連載となりつつある「あなたの注目トーク, 教えて!」, 第6回をお送りします!

前回は id:mackee_w さんに注目トークを教えて頂きました.

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そして今回は, 今回の「YAPC::Tokyo 2019」にゲストとして登壇頂く, id:onk さんに注目トークを教えて頂きます!

簡単な自己紹介をお願いします!

株式会社はてな、という会社で Web アプリケーションエンジニアをやっています。

前職で 8 年ぐらい Ruby を書いていて、今年の 4 月から Perl を書き始めました。

YAPC には以前から一参加者として参加していたので、登壇できて嬉しいです。

YAPC::Tokyo 2019」で楽しみにしているトークを3つ教えてください!

Perl5の静的解析入門 機械と人間双方の歩み寄りによる平和編 / PerlプログラムでPerlプログラムを修正する方法

トークというか。ジャンルとして Perl の静的解析を聞きたい!

静的解析で CI 回すのはチーム開発において既に前提になっていると思っていて、そのためのツールとして Perl::CriticPerl::Lint があったり、AST を作るために PPI や PPR、Compiler::Lexer があったりしてます。が、社内はともかく、世の中でどんな感じで使われているのかがまだ僕は感覚として分かってない。

まだこれらを上手いこと回す知見が無い (Perl::Critic の警告をクソリプっぽいのと絶対に対応した方が良い奴とで分けたり、今すぐ追加すべき Perl::Critic のモジュールを探したりはした) ので、現状確認したい。期待しています。

一番聞きたい話が自分のトークの裏番組というね。

Perlでも分散トレーシングしたい! - AWS::XRayによる解析とその実装

Perlでも分散トレーシングしたい! - AWS::XRayによる解析とその実装

APM (Application Performance Management) はサービス運営において既に前提になっていると思っていて、その手法として SaaSSDK をアプリケーションに組み込む以外の手法に興味があります。(Perl 用の SDK は提供されないことが多いし……)

X-RayAPM に更に分散トレーシングを可能にしたもので、単なる APM の更に先に行けるんですよ。楽しみですね。

2019年冬のPerl

2019年冬のPerl

charsbar さんの ですね。

Ruby 界隈は毎年 RubyKaigi があったり、コミッタの皆さんが Twitter 上で日本語でワイワイやっていたりするので簡単にうかがい知れるんですが、Perl 自体がどういう方向を目指していて、どんなペースで開発されているか等はまだ把握できていないので、言語としての未来やアップデートに対して興味があります。

ところで, 今回はゲストとして登壇頂く予定ですよね. 意気込みを聞かせてもらえますか?

はてなで働くエンジニアにアンケートシリーズ第2回 onk - Hatena Developer Blog

Perl プロダクトのリポジトリに Rake や ActiveRecord を混入するのに成功したこと、というのは置いておいて(笑)

という一文を入れたんですが、土地勘が無い言語で開発する面白さとツラさや、Ruby の「開発を手助けする」ツール群をどう使っていったかみたいな話になりそうです。

ありがとうございました!

id:onk さん, ありがとうございました! ゲストとして発表して頂く, PerlRubyのコラボレーション(?), 非常に楽しみですね. こちらは一昨日の id:moznion さんも注目している, と仰っていましたね.

今回注目トークをご紹介頂いたonkさんのように, バリバリのRubyistも登壇する「YAPC::Tokyo 2019」. 「Perl, 書いた事ないな〜」という方でも興味深いトークが多々ありますので, 是非チケットを購入の上, ご参加頂けると嬉しいです!

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